IT-S2
電子カルテのデータ活用 ~臨床研究までのロードマップ~
9月13日(木) 12:45 - 14:45

電子カルテデータを臨床研究に活用するための戦略

大阪大学大学院 医学系研究科 医療情報学 教授 松村 泰志 松村 泰志 教授 医学系研究科 医療情報学 大阪大学大学院

[講演内容]

[Abstract]

電子カルテデータは多様な患者の非構造データの集合であり、そのままでは、臨床研究での活用は難しい。阪大病院と連携病院をネットワークで結び、共通の入力テンプレートでデータを入力し、電子症例報告書の形でセンターに集積する仕組みを構築し運用を開始した。このプロジェクトについて紹介する。

[講演者プロフィール]

[Profile]

1985年大阪大学医学部卒業。同附属病院第一内科、大阪警察病院循環器内科で勤務。1989年より大阪大学医学部博士課程。1992年より同附属病院医療情報部助手となり病院情報システムの構築に従事。1999年より同助教授・副部長、2010年より大阪大学大学院医学系研究科情報統合医学講座医療情報学教授、医学部附属病院医療情報部部長。 電子カルテシステム、データウェアハウス、臨床意思決定支援システム、地域連携システムなどの研究に従事。

ICT技術を用いた大規模データベースの構築と利活用 J-CKD-DB

(一社)日本腎臓学会 理事長 / 川崎医科大学 副学長 柏原 直樹 柏原 直樹 理事長 / (一社)日本腎臓学会 副学長 川崎医科大学

[講演内容]

[Abstract]

日本腎臓学会は日本医療情報学会と共同し、新規全国規模の包括的慢性腎臓病CKDデータベース(J-CKD-DB)の構築に着手した。ICTを活用してCKDの実態調査、予後規定因子の解析、有効な予防・重症化抑制策の立案、予後改善、健康寿命延伸に寄与することが目的である。SS-MIX2を用い、電子カルテ情報からデータ(患者基本情報、処方、検査値等)を自動抽出しDB化するものである。

[講演者プロフィール]

[Profile]

昭和57年 岡山大学医学部医学科卒業、昭和62年Northwestern大学医学部 research associate、平成7年岡山大学医学部第三内科 講師、平成9年 同 助教授、平成10年 川崎医科大学腎臓・高血圧内科学 主任教授、平成19年Oxford University, Visiting Fellow、平成21年 川崎医科大学 副学長
一般社団法人日本腎臓学会理事長、NPO法人日本腎臓病協会理事長、日本高血圧学会理事、日本内科学会評議員、日本心血管内分泌代謝学会理事、日本学術会議連携会員等

次世代電子カルテに何が必要か?

東京大学 大学院 医学系研究科 医療情報学分野 教授 大江 和彦 大江 和彦 教授 大学院 医学系研究科 医療情報学分野 東京大学

[講演内容]

[Abstract]

健康管理、予防医療、先端医療などで電子カルテとそのデータ利用はますます重要になり、電子カルテに求められる機能も急速に多様化している。講演ではこれからの時代に求められる電子カルテを次世代電子カルテと名付けてそれに求められる特性を探り、見えてくる次世代のシステムの姿を提示する。

[講演者プロフィール]

[Profile]

昭和59年東京大学医学部医学科卒業。東大病院外科系研修医、同中央医療情報部助手などを経て、平成9年より東京大学大学院医学系研究科社会医学専攻医療情報学分野 教授、東大病院企画情報運営部長(併任)。東大病院副院長、東大総長補佐、医学図書館長など歴任。平成27年より東京大学総長特任補佐、東大病院執行部メンバー。
内閣官房次世代医療ICT基盤協議会、厚労省医療AI活用推進懇談会などの構成員。日本医療情報学会 代表理事・学会長。

(敬称略)

(Honorifics omitted)

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