名古屋オートモーティブ ワールド セミナー


自動運転、電動化、MaaS、5Gなど 「CASE」 の最新動向から、軽量化、AI、クルマの開発秘話まで、重要テーマを第一人者が毎日講演!

基調講演 事前申込制

AUTO-K 2019年9月18日(水) 10:30  -  11:30

モビリティの進化と未来への挑戦

  • 同時通訳付:日/英
トヨタ自動車(株) 取締役・副社長 寺師 茂樹

講演内容&プロフィール

<講演内容>
電動化、自動化、コネクティッド、シェアリングなどの技術革新が急速に進み、自動車業界は大変革の時代に入っている。自動車会社からモビリティカンパニーに変革し、モビリティを進化させ、新しい未来を切り拓こうと挑戦するトヨタの取り組みを紹介する。

<プロフィール>
1980年3月神戸大学大学院修士課程を修了し、同年4月トヨタ自動車(株)に入社。2005年、チーフエンジニアとして、13代クラウンの開発に従事。2008年トヨタモーターエンジニアリングアンドマニュファクチャリングノースアメリカ(株)執行副社長に就任以降、5年間アメリカに駐在。2013年トヨタ自動車(株)専務役員、2015年トヨタ自動車(株)取締役副社長に就任し現在に至る。パワートレーン及び電動車の企画開発、さらに未来のモビリティ社会につながる先進技術の研究開発を統括。

特別講演 事前申込制

AUTO-S1 2019年9月18日(水) 15:30  -  17:10

世界のMaaS最新動向 ~北米・フィンランドの事例から~

  • 同時通訳付:日/英

MaaS戦略最前線 ~北米テックジャイアントスタートアップの戦略~

デロイト トーマツ ベンチャーサポート(株) シリコンバレー事務所 マネージングディレクター 木村 将之

講演内容&プロフィール

<講演内容>
北米を中心としたグローバルでのテックジャイアント及びスタートアップのMaaSの取り組みを先進事例で紹介する。CASEからMaaSへの進化、ライドシェア事業者、テックジャイアント及び自動運転事業者が考える戦略について焦点を当てる。

<プロフィール>
一橋大学院商学研究科卒業、有限責任監査法人トーマツ入社。IPOやM&Aのコンサルティング業務に従事。
2010年、スタートアップをサポートするトーマツベンチャーサポート(株)の創業に携わり、ビジネスプラン作成支援、大企業の新規事業開発コンサルティングに従事。全世界5拠点、200名体制に拡大。
同社シリコンバレー事務所を開設し、現地スタートアップとの共創によるイノベーションプロジェクトを多数手掛ける。主な領域は、AI、自動運転、IoTで、Wearable EXPO 2017~2019、AI Conference 2017、SPORTECH 2018、CEATEC、Japan-UK Tech Awards、Startup Asia等の国際的カンファレンスにも多数登壇している。経済産業省が主催するシリコンバレーの自動車産業の流れを伝えるD-Labメンバー。

Mobility as a Service ~「クルマの所有権」の終わり~

MaaS Global Ltd. CEO, Founder, Sampo Hietanen

講演内容&プロフィール

<講演内容>
「Whim(ウィム)」モバイルサービスが世界の移動手段をどのように変えているか、消費者がモビリティサービスを購入するためのデータや方法がいかにこの変化を推進しているか、これらのトレンドがモビリティ業界や都市にどんな影響を与えているかを紹介する。

<プロフィール>
MaaS (Mobility as a Service) のコンセプトを追求するパイオニアであり、MaaS Global Ltd.の創業者兼CEO。世界初のMaaSサービスである「Whim(ウィム)」の開発者でもある。土木工学に10年以上の経験があり、使用量ベースの新しい価格設定モデルを開発し、交通ネットワークにおいてテクノロジー主導のシフトを積極的に推進してきた。

持続可能な交通手段 実現への足掛かりとは

Center for Automotive Research at Stanford (CARS) Executive Director, Stephen M. Zoepf

講演内容&プロフィール

<講演内容>
個人への販売が共同利用に、ガソリン車が電気自動車に、さらには人間の運転能力が自動運転に取って代わられるようになるにつれて、従来の自動車産業は急速にパーソナルモビリティ産業へと進化しつつある。こうしたトレンドが産業を形成し始めるにつれて、私たちの車の使い方も進化しつつあり、従来のベンチマークや成功の尺度はもはや当てはまらなくなっている。本講演では、モビリティ環境が具体的にどのように変化しつつあるのかを説明し、さらに自動車メーカー、サプライヤおよび規制当局が今後10年間に検討すべき具体的な問題を説明する。

<プロフィール>
スタンフォードのCenter for Automotive Researchのエグゼクティブディレクター。マサチューセッツ工科大学で理学博士、修士および学士を取得し、輸送およびモビリティ分野において15年の経験を有する。米国運輸省による機密データを国立自動車エネルギー政策モデリングに統合するための取り組みを指揮し、以前はBMWとフォードのエンジニア 兼 プロダクトマネージャーを務める。ENI Energy Initiative FellowおよびMartin Energy Fellowに選任されており、Transportation Research BoardからBarry McNutt賞、MITからInfinite Mile賞を受賞している。研究は数多くの著名なプレス記事で取り上げられ、議会の調査が開始され、The Onion誌で風刺された。

AUTO-S2 2019年9月19日(木) 9:30  -  11:00

自動運転/MaaSがもたらす次世代のモビリティー社会とは?

  • 同時通訳付:日/英

自動運転 : 新時代のモビリティへの挑戦

Volkswagen AG Volkswagen Group Innovation, Head of Innovation Hub Tokyo, Lukas Enke

講演内容&プロフィール

<講演内容>
自動運転は、モビリティの在り方を更に多様化し、地方であろうが、都市部であろうが、あらゆる顧客グループにソリューションを提供するテクノロジーである。本プレゼンテーションでは、Volkswagen Groupが今後提供するモビリティ製品の例をいくつか紹介し、克服しなければならない技術的課題を挙げる。

<プロフィール>
ベルリン工科大学で産業工学を学び、2008年にVolkswagen Group Researchで博士号候補者として、キャリアを開始した。ブラウンシュヴァイク大学で博士号を取得した後、Group Researchの車両技術部で代替空調コンセプトのプロジェクト マネージャーとして勤務。2017年以来、東京イノベーション ハブを統括し、日本、韓国、台湾の技術スカウトを担当。

交通渋滞のない未来

moovel Group (becomes REACH NOW) CEO, Daniela Gerd tom Markotten

講演内容&プロフィール

<講演内容>
交通渋滞のない世界?Yes! 都市部のモビリティ、特に「サービスとしてのモビリティ」のパイオニアとして、我々は様々な都市やその他のプレイヤーと提携して、都市部でのクオリティ オブ ライフを高めるために活動している。交通渋滞を減らす事が出来れば、より充実した時間が増えるはずだ!

<プロフィール>
グローバルCEOとして、ベルリン、ハンブルク、シュトゥットガルトに拠点を置くmoovel Group GmbH、ポートランド、オレゴンに拠点を置くmoovel North Americaのすべての活動を統括する。2019年2月22日、Daimler AGとBMW Groupがモビリティサービスの統合を発表。moovel Groupから派生したREACH NOWは、CHARGE NOW、FREE NOW、PARK NOW、SHARE NOWと並ぶ合弁企業5社の1つである。
Daniela Gerd tom Markottenは、ITによる自動車テレマティックスの分野で長年の経験を有する。2017年11月にmoovelに入社する前は、Mercedes Benz Trucksのデジタルソリューション及びサービス部門を統率し、またFleetboard GmbHのCEOを務めていた。デジタルアプリケーションの開発促進とあらゆるデジタルアクティビティの管理を統括していた。

マルチモーダルモビリティサービス「my route」が作り出す未来

トヨタ自動車(株) 未来プロジェクト室 室長代理 兼 イノベーショングループ長 天野 成章

講演内容&プロフィール

<講演内容>
トヨタ 未来プロジェクト室は、「未来を自分たちで創る」という志で、新しい商品コンセプトやビジネスモデルを提案・実行するために作られた直轄組織である。本講演では、トヨタが目指す「モビリティサービスカンパニーへの変革」に向けた取組み事例の一つとして、福岡市で西日本鉄道と取り組んできたマルチモーダルモビリティサービス「my route」を紹介する。

<プロフィール>
2003年トヨタ自動車(株)に入社、国内販売事業~労務人事など主要部門を経験後、2018年より未来プロジェクト室 室長代理に就任。未来プロジェクト室はトヨタ直轄の組織として、東京・表参道に単独でオフィスを構え、人々の「移動総量」を増やすために、「世の中の一歩先を創っていく」ことをミッションに活動中。組織のリーダーとして、「生活者視点」でステークホルダーと「共創」し、自らが「試す」、トヨタの様々な未来につながるプロジェクトを牽引中。

AUTO-S3 2019年9月19日(木) 14:30  -  16:00

独自の視点で開発するxEV、その戦略と開発ストーリー

  • 同時通訳付:日/英

未来の課題に向けたJaguar Land Roverの取り組み

Jaguar Land Rover Product Engineering China & Asia Pacific, Executive Vice President, Danella Bagnall

講演内容&プロフィール

<講演内容>
Jaguar Land Roverによる、自動化、コネクテッドおよび電動化技術の将来の課題への取り組みについて簡単に説明する。

<プロフィール>
2017年3月に中国およびアジア太平洋地域のProduct Engineering Executive Vice Presidentに就任し、上海を拠点として、この地域のすべてのエンジニアリング活動を担当する。1987年にJaguar Land Roverに技術見習いとして入社して以来、主に製品エンジニアリング部門にて長年勤務し、複数のモデルのコンセプト開発から発売までを担当し、各工程の技術およびリーダーシップにおいて、徐々に大きな責任を負うようになった。グローバルにJaguar Land Roverを代表する栄誉を担い、アジアで勤務しながら多くのことを学んでいる。

「お客様価値への拘り」が生み出した電動化技術、e-BOXERの魅力

(株)SUBARU 商品企画本部 プロジェクトゼネラルマネージャー 布目 智之

講演内容&プロフィール

<講演内容>
2018年6月に日本国内で発表したe-BOXERだが、お客様が抱くSUVに対する価値実現を開発の軸に置く姿勢を実直に貫いた結果生まれた電動化工夫が市場の好評価につながっている。本講演では、新型フォレスター開発における、電動化工夫についてまとめた内容を紹介する。

<プロフィール>
1987年 現(株)SUBARUに入社。設計、評価実験部を経て商品企画本部でスバルFORESTERの開発責任者として従事し現在に至る。

AUTO-S4 2019年9月20日(金) 9:30  -  10:30

サステイナブルZoom Zoom宣言2030に基づくマツダの技術戦略

マツダ(株) 執行役員 R&D管理・商品戦略・技術研究所担当 工藤 秀俊

講演内容&プロフィール

<講演内容>
マツダが公表した長期技術ビジョン サステイナブルZoom Zoom宣言2030は、人とクルマが持つ力を信じ、様々な社会課題の解決に取り組むという我々の宣言である。この長期ビジョンに基づく、安全・環境技術戦略についてお話しする。

<プロフィール>
専門は内燃機関の燃焼開発であり、第1世代のSKYACTIVエンジンの商品化後は、 商品戦略本部・広報本部の本部長を担当。2017年より、執行役員としてR&Dに戻り、現在はR&D管理・商品戦略・技術研究所を担当。 

AUTO-S5 2019年9月20日(金) 12:00  -  13:30

技術者応援企画 「新型スープラ」の開発秘話

新型スープラを造る 時代を超えた継承と創造

講演 トヨタ自動車(株) GAZOO Racing Company 新型スープラ開発責任者 多田 哲哉

講演内容&プロフィール

<講演内容>
世界の自動車業界は自動運転・AI・電動化へと急激に舵を切り、私たち自動車業界は100年に一度と言われる大変革の波の真っ只中にいる。そんな中「如何にして、新型スープラを開発したのか?」。伝統を継承するピュアスポーツでありながら、e-Motor SportとのタイアップやPCやスマートフォンへデータ送信を可能とする最新技術を採用し、新たなUXも提供する新型スープラについて紹介する。

<プロフィール>
1975年名古屋大学 電気工学科入学。1979年同卒業コンピューターシステム開発のベンチャー企業を立ち上げた後に1987年トヨタ自動車(株)入社。1993年TMMEドイツ駐在車両総合評価やTTEにてWRCラリー用シャシー制御システム開発等に従事。1998年製品企画へ異動しbB、ラウム、ファンカーゴの企画。2010年スポーツ車両統括部 ZR 86のチーフエンジニアに。2014年スポーツ統括部長 兼務 トヨタ全体のスポーツモデル統括担当、現在に至る。

対談 ■インタビュアー コラムニスト フェルディナント・ヤマグチ  

プロフィール

<プロフィール>
1962年生まれ。 国内事業会社に勤務の傍ら、日経ビジネスオンライン、Tarzan等複数のメディアに連載を持つコラムニストとして活動中。

専門セッション 事前申込制

AUTO-1 2019年9月18日(水) 15:30  -  17:30

5Gで自動運転/コネクティッド・カーはどう変わるか?

NTTドコモの5G/C-V2Xコンセプトと取組

(株)NTTドコモ 執行役員 5Gイノベーション推進室 室長 中村 武宏

講演内容&プロフィール

<講演内容>
5GおよびCelluler-V2X(C-V2X)の実用化に向けた検討と実証実験が世界的に進められている。本講演では、NTTドコモの5G/C-V2Xに関するコンセプトと、実証実験を含む各種取組について述べる。

<プロフィール>
1990年 横浜国立大学 修士卒。1990年 NTT入社。1992年より、NTT DOCOMOにてW-CDMA、HSPA、LTE/LTE-Advanced、5GおよびConnected Carの研究開発および標準化に従事。現在、NTT DOCOMO 執行役員 5Gイノベーション推進室長。
1997年よりARIBでの移動通信システム標準化に参加。2006年~2014年2月、高度無線通信研究委員会 モバイル・パートナーシップ部会 部会長。現在、高度無線通信研究委員会 2020 and Beyond AdHocリーダー、および5Gモバイル推進フォーラム企画委員会委員長代理。
1999年より、3GPPでの標準化に参加。2005年~2009年 3GPP TSG-RAN副議長、2009年~2013年3月3GPP TSG-RAN議長を歴任。
2016年よりITS情報通信システム推進会議 高度化専門委員会 セルラーシステムTG主査。

5Gで加速する自動運転、コネクティッド・カー開発

KDDI(株) 執行役員常務 技術統括本部 技術企画本部長 赤木 篤志

講演内容&プロフィール

<講演内容>
通信サービスの進化は日常生活の利便性向上に大きく貢献しており、5G時代にはより多くの自動車ユーザのカーライフを変えていくと考えている。本講演ではコネクティッドカーを支える様々な通信サービスの進化と、その先にある自動運転技術への寄与について紹介する。

<プロフィール>
平成2年11月、第二電電(株)(DDI)に入社、交換技術を担当。
平成8年頃からFR、ATM等のデータ通信サービスの立ち上げに従事。
その後、インターネットサービス網:DIONの構築を担当。
平成12年のDDI、KDD、IDO の3社合併、KDDI発足後、
平成16年4月よりIPネットワーク部長として、IPサービスの立ち上げと
ネットワークの統合とIP化を実施。平成21年よりネットワーク技術部長、
平成25年より購買本部長を歴任、平成29年より現職。
移動体ネットワークの計画を統括する。

5Gで実現する自動運転

ソフトバンク(株) 先端技術開発本部 先端技術戦略部 担当部長 Technical Meister 吉野 仁

講演内容&プロフィール

<講演内容>
5Gは、従来からの大容量通信に加えて新たに高信頼・低遅延通信の実現を目指している。近年、自動車の制御に通信を応用する検討も行われ、車間距離制御(ACC: Adaptive Cruise Control)に通信機能を付加した協調型ACCなどで成果を上げている。本講演では、5Gの提供する大容量低遅延の通信能力が、どのように自動運転に活用できるかについて述べる。

<プロフィール>
昭和61年東京理科大学工学部電気工学科卒業。昭和63年同大大学院工学研究科修士課程了。以来、移動通信システムの研究に従事。平成21年ソフトバンク(株)入社。現在、同社先端技術戦略部担当部長、SBドライブ(株)取締役 兼任。博士(工学)(東工大)。現在、ITU-R WP5A WG5(新技術(ITSを含む))議長、第5世代モバイル推進フォーラム(5GMF)技術委員会 無線技術部会 副部会長。IEEE会員、電子情報通信学会会員。

AUTO-2 2019年9月18日(水) 15:30  -  17:00

完全自動運転 実現の鍵 「高精度地図」の新たな潮流

  • 同時通訳付:日/英

HDマップと自動運転

トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント(株) VP Automated Driving マンダリ カレシー

講演内容&プロフィール

<講演内容>
本セッションでは、トヨタ全体での自動運転研究の最新状況を紹介する。また、世界中の全ての道路を自動運転可能な道にしようとする試み、TRI-AD (トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント)の提唱するAMP (Automated Mapping Platform)のコンセプトを含め、高精度地図の進捗状況についても紹介する。

<プロフィール>
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで天体物理学の修士号を取得した後、90年代後半に日本に移住し、ソフトウェアコンサルティング業界に従事。2000年代半ばに渋谷で日本初の位置情報ベースのモバイルソフトウェアのスタートアップ企業を立ち上げた。その後、モバイルナビゲーションのリーディングカンパニーであるTomTomとNokiaで指導的役割を果たすため6年間ヨーロッパに移住。2014年に日本に戻って、のちにBMW、AudiおよびDaimlerに買収されてHEREとなるNokiaのAPAC自動車製品事業を統率した。2018年の初めに、トヨタの先進技術開発カンパニーの自動運転モビリティおよびイノベーションのグローバル責任者に就任。18年後半から、トヨタの自動運転ソフトウェア会社TRI-ADで自動運転担当副社長も兼任している。

自動運転のためのロードマッピング

トムトム 自動運転部門責任者 ウィレム ストリッジボッシュ

講演内容&プロフィール

<講演内容>
自動運転およびADASについて、トムトムの自動運転部門責任者が詳しく紹介。トムトムのHDマップが自動運転に果たす役割、さらにさまざまなレベルのオートメーションのためにトムトムが提供するサービスとして、「オートストリーム(Autostream)」、「ローダグラム(Roadagrams)」および「RoadDNA」に焦点を当てて説明する。

<プロフィール>
現在、トムトムでもっともエキサイティングな部門ともいえる自動運転部門を率いる。
2010年の入社以来、ヨーロッパ、アメリカ、日本、中国のHDマッピングを担当し、世界の主要自動車メーカーとのHD マップの契約獲得、Autonomous社の買収、さらにBaidu社やNVIDIA社などとのドライビングの未来を加速するための戦略的パートナーシップの締結を成し遂げてきた。また、国際会議で、ドライビングの未来について多くの基調講演を行っている。トムトム入社前は、McKinsey & Companyにて、半導体からコンシューマー向け電子機器まで、テクノロジー産業のクライアントを担当。トゥウェンテ大学(オランダ)の物理学の科学修士号、INSEAD(フランス)のMBAを保有する。

AUTO-3 2019年9月19日(木) 9:30  -  11:00

xEVパワートレイン、さらなる高性能化への挑戦

日本における日産e-POWERの現状と今後のさらなる進化

日産自動車(株) パワートレイン・EV技術開発本部 パワートレイン・EVプロジェクト部 e-POWERプロジェクト推進グループ パワートレイン主管 河合 恵介

講演内容&プロフィール

<講演内容>
電気自動車のまったく新しいカタチとして量産を開始したe-POWERは、日本の日産NOTE及びSERENAで好評をいただいている。良燃費はもちろん、100%モーター駆動やアクセルペダルだけで運転できる感覚がお客様の評価のポイントである。本講演では、e-POWER技術の現状及び今後の発展についてご紹介したい。

<プロフィール>
2004年日産自動車(株)入社。後輪電動駆動のe4WDシステムの開発に携わった後、北米または国内向けの1モータ2クラッチFF用ハイブリッドシステム開発を担当する。その後Note、Serena向けのe-POWERのシステム開発を担当し、現在e-POWERのグローバル展開を中心としたe-POWERシステム開発の推進業務に従事している。

新型INSIGHT用 1.5L SPORT HYBRID i-MMDの開発

(株)本田技術研究所 オートモービルセンター 第1技術開発室 第1ブロック 主任研究員 山口 憲隆

講演内容&プロフィール

<講演内容>
3代目INSIGHTは、ホンダ独自の2モーターハイブリッドパワートレインをコンパクトセダンに搭載し、爽快な走行性能と燃費を高次元で達成した。 今回、INSIGHTに搭載したパワートレインの進化及び、ドライバビリティと商品力向上の取り組みについて説明する。

<プロフィール>
1998年(株)本田技術研究所に入社。電動パワートレイン開発部に所属し、初代INSIGHTのIMAモータの強度/耐久信頼性に従事。その後、FCX CLARITY、FIT EV、CLARITY FUEL CELL / ELECTRICに搭載した同軸型モータの研究・量産開発を担当。
2012年 新環境車用 電動パワートレイン研究 プロジェクトリーダ、2015年 CLARITY ELECTRIC パワートレイン開発責任者、2017年 新型INSIGHT パワートレイン開発責任者を担当し、現在に至る。

AUTO-4 2019年9月19日(木) 12:00  -  13:30

AIでレベル5の自動運転を実現へ!開発の現状と課題

自動運転における画像認識技術

(株)センスタイムジャパン 研究開発部 Principal Researcher 河村 敦志

講演内容&プロフィール

<講演内容>
ディープラーニング技術によって、コンピュータが人間を超えた認識を実現できることがさまざまな分野で示されるようになってきた。われわれはこの革新技術を適用し、あたかも人間が目視で運転するかのような、カメラ主体の周辺環境認識による自動運転の実現を目指している。自動運転の実現に向けたセンスタイムの研究開発状況を紹介する。

<プロフィール>
2003年 東京大学工学系研究科卒、三菱電機(株)情報技術総合研究所入社。光通信モジュールの研究開発を担当。2009年よりオムロン(株)にて機械学習ベースの画像認識技術の研究開発と社会実装に従事。2017年センスタイムジャパン入社。ディープラーニング技術の自動運転への応用研究プロジェクトを推進。2018年より現職。

レベル2+からレベル5までの自動運転を実現する
End-to-End AIプラットフォーム

エヌビディア(同) 技術顧問 GPUエバンジェリスト 馬路 徹

講演内容&プロフィール

<講演内容>
人間の画像認識能力を凌駕するAI・ディープラーニング及び判断、制御等を高速処理する超並列演算は自動運転には不可欠な要素技術になっている。本講演ではレベル2+からレベル5までの自動運転を実現するサポート・インフラも含めたEnd-to-Endプラットフォームのご紹介を行う。

<プロフィール>
1977年大阪大学修士課程終了の後、日立製作所中央研究所に入所し、固体撮像、プロセッサ・アーキテクチャの研究開発に従事。カリフォルニア大バークレイ、日立アメリカR&Dでもアナデジ、プロセッサ研究を行う。この間、ニューロプロセッサの米国特許も取得。1993年日立半導体事業部に転属の後、ルネサス所属となり自動車応用技術部長を務める。2008年NVIDIAに移り、自動車担当ソリューション・アーキテクトとしてTegra車載プロセッサの国内外顧客のサポートを行う。2016年より技術顧問兼GPUエバンジェリスト。

AUTO-5 2019年9月20日(金) 14:30  -  16:00

電池革命!全固体リチウムイオン電池、リチウム空気電池 開発の実態

トヨタでの革新電池研究

トヨタ自動車(株) 先端材料技術部 チーフプロフェッショナルエンジニア・電池材料 中西 真二

講演内容&プロフィール

<講演内容>
EV航続距離を延ばすために、トヨタは従来の液系リチウムイオン電池を超える新しい革新電池の開発に挑戦している。この講演では、それら革新電池の中で、現時点でもっとも有望であると考えている全固体リチウムイオン電池の研究事例について紹介する。

<プロフィール>
1997年京都大学大学院工学研究科物質エネルギー化学専攻修士課程修了。2006年トヨタ自動車(株)に入社。電池研究部にてリチウム空気二次電池、ナトリウムイオン二次電池などのポストリチウムイオン二次電池の研究開発業務に従事。2013年京都大学大学院工学研究科物質エネルギー化学専攻博士課程修了。2017年先端電池研究のリーダーとして全固体電池も含むポストリチウムイオン二次電池の研究開発業務に従事。2018年9月より先端材料技術部の中で同業務に従事し、現在に至る。

リチウム空気電池の開発動向と展望

(国研)物質・材料研究機構 エネルギー・環境材料研究拠点 特命研究員 久保 佳実

講演内容&プロフィール

<講演内容>
リチウム空気電池は、理論エネルギー密度が最高となる「究極の二次電池」であり、EV用や家庭用あるいはIoT用などの様々な応用が期待されている。一方、サイクル特性などの課題も多い。本講演では、リチウム空気電池の概要と最近の開発動向について紹介する。

<プロフィール>
1977年3月、東京大学工学部工業化学科卒業。日本電気(株)(NEC)に入社。中央研究所、基礎研究所において電子材料、燃料電池、二次電池などの研究開発に従事。2010年より物質・材料研究機構(NIMS)においてリチウム空気電池の研究開発を立ち上げ、現在に至る。

AUTO-6 2019年9月20日(金) 14:30  -  16:00

完全自動運転の実現に向けた高性能センシング技術

  • 同時通訳付:日/英

自動運転におけるLidarの役割

Velodyne Lidar, Inc. Director, Global Services, Michael Parkin

講演内容&プロフィール

<講演内容>
自律走行には、周囲の状況に関する迅速で正確な情報が必要となる。従来のセンサーアレイはこのような情報を提供できるが、コストが高く、また非常に複雑である。これに対し、Lidarセンサーは簡単かつ比較的低コストで正確な情報を提供する。Lidarの高速データ表示は、自律走行車の安全システムでも非常に有用である。

<プロフィール>
これまでのキャリア全体を通して、半導体および太陽電池業界向けのレーザーベースのセンサーを開発・サポートしてきたが、最近、業界を牽引する企業で3D LiDARの分野で活躍するようになった。現在は技術サービスとともに自動車・UAVのエンドユーザーにアプリケーションと統合サービスを提供している。コンピュータサイエンスの学士号を保有し、ポンプおよび流体工学業界では共同特許保有者であり、TelePresence Robotics Corporationのエンジニアリング・製品管理担当Vice PresidentおよびVelodyne Lidar Inc.のグローバルサービス担当ディレクターを務める。

高度な自動運転を実現するヴァレオの車載規格対応レーザースキャナー

(株)ヴァレオジャパン コンフォート アンド ドライビング アシスタンス システムズ 日本/ASEAN R&D ディレクター 岩井 崇尚

講演内容&プロフィール

<講演内容>
業界初の車載規格対応レーザースキャナーSCALAを2017年より量産しているヴァレオは、幅広いセンサーポートフォリオを有する自動運転におけるマーケットリーダーである。本講演では、2020年に上市するSCALA 2やその先を見据えたSCALA 3などの新技術と今後の展望について語る。

<プロフィール>
1993年3月電気通信大学卒業
半導体設計開発に従事後、米国にて車載エレクトロニクス製品開発及び先行開発を担当。
2015年より(株)ヴァレオジャパンにてAD/ADASシステム開発責任者を担当し、現在に至る。

名古屋軽量化 革新フォーラム 2019 事前申込制

監修

新構造材料技術研究組合(ISMA) 理事長/ 東京大学 名誉教授 岸 輝雄
ALT-1 2019年9月18日(水) 10:30  -  12:00

CFRP 開発の現状と展望

CFRPの自動車車体への適用

トヨタ自動車(株) 先進技術開発カンパニー 先進ボデー開発部 チーフプロフェッショナルエンジニア 三国 敦

講演内容&プロフィール

<講演内容>
性能の向上、装備の充実等により、自動車の重量は増加傾向に有る。一方、温室効果ガスの排出低減は急務で、軽量化のニーズは益々高まっている。本講演では自動車車体の軽量化手法に於けるFRPの位置づけ、適用の考え方、実用化事例、課題と今後の展望について述べる。

<プロフィール>
1994年、大阪大学工学部卒業、同年トヨタ自動車(株)に入社。車体の先行開発部署に所属し、小型低燃費コンセプト車TSキュービックのオールアルミボデー開発に従事後、日本初のアルミ真空ダイキャストを用いた後輪駆動車プラットフォーム用サブフレーム等、アルミを用いた車体構造の開発を担当。2005年からは、レクサスLFAのCFRP車体の先行開発から製品の立ち上げまでを担当、その後も複数のCFRPやアルミを用いた構造、部品の開発に従事。2017年からチーフプロフェッショナルエンジニアとして主に車体の軽量化に関わる技術、構造の開発をけん引。

炭素繊維複合材料の技術状況と自動車への適用について

三菱ケミカル(株) 愛知研究所 上席主幹研究員 杉浦 直樹

講演内容&プロフィール

<講演内容>
社会や環境のサステナビリティが重要な社会規範となり、秀でた機械的特性を有する炭素繊維複合材料は人類の社会システムを支える材料となるものと期待される。社会インフラの影響力を持つ自動車への適用が進んでいる状況を材料と成型技術の観点で紹介する。

<プロフィール>
1987年3月 東北大学 工学研究科 化学工学専攻 博士課程前期修了
1987年4月 三菱レイヨン(株)入社 中央技術研究所 炭素繊維製造研究開始
1991年6月 米国ミシガン州立大学研究留学
1993年9月 商品開発研究所(名古屋市)CFRP製造技術研究
1998年4月 複合材料開発センタープレカーサー・炭素繊維、複合材料の研究開発
2009年8月 現職

ALT-2 2019年9月18日(水) 13:00  -  14:30

航続距離の鍵!EVの軽量化

  • 同時通訳付:日/英

EVの軽量化技術動向と将来の方向性

日産自動車(株) 企画・先行技術開発本部 先行車両開発部 革新軽量化技術開発Gr 主管 久島 和実

講演内容&プロフィール

<講演内容>
これまでに市場投入されたEVは積極的な軽量化技術が投入されてきており、マルチマテリアル化やバッテリーの進化等により車両質量増加の抑制が図られている。本講演では、これを支える軽量化技術動向を紹介するとともに、将来のEVに求められる軽量化の方向性について解説する。

<プロフィール>
1990年日産自動車(株)に入社。内装設計部に所属し、エアバッグ先行開発、助手席用エアバッグの設計開発に従事。2004年から衝突性能開発グループにて前面、側面衝突性能開発を担当。2007年から先行車両開発部、軽量化技術開発グループにて、衝突性能に関連する軽量化技術開発を行い、2010年よりバッテリー生産技術開発グループにてリチウムイオンバッテリーのセルモジュール組立に関連する生産技術開発を経験した。その後、2014年に軽量化技術開発グループに戻り、軽量化戦略および先行開発マネージメント業務を担当し現在に至る。

コンチネンタルのEV軽量化への取組み① ~電費の改善に向けて~

CPT Japan(株)(コンチネンタルグループ) パワートレインジャパン テクノロジー&イノベーション シニアマネジャー 福田 光伸

講演内容&プロフィール

<講演内容>
EVにとって、航続距離向上はコストと並ぶ最重要課題のひとつであるが、軽量化はその両方を同時に改善できる唯一の方法であると考えられる。この講演では、コンチネンタルグループが取り組む様々な視点からの軽量化アプローチについて紹介する。

<プロフィール>
1985年-2015年 日系自動車メーカにて、ハイブリッドなどの車両電子制御システム開発を担当
2016年より、現職、電動パワートレインシステム分野を担当。

コンチネンタルのEV軽量化への取組み②
~高性能 軽量シャシーとエンジンマウント~

ContiTech China Rubber & Plastics Technology Ltd. (Continental Group) Head of R&D, Yimin Zhu

講演内容&プロフィール

<講演内容>
コンチネンタルは、電気自動車市場向けのエンジン マウント システムの最初のサプライヤの1つとして、新しい制振技術開発を積極的に進めている。これまでのところ、パワートレインの開発と長距離走行がすべてのOEMにとって優先事項となっているが、一方で、乗客の快適さと満足度が電気自動車の製造においてますます重要になってきている。軽量の構造部品により、テクノロジー企業である当社は、乗り心地と安全性を次のレベルに引き上げようとしている。

<プロフィール>
ContiTech China Rubber & Plastics Technology Ltd.のアジア地域研究開発Head。中国の同済大学自動車研究所で工学士の学位を取得し、2010年にContiTech Vibration Controlのアジア地域プログラム マネージャになる前、ライプニッツ大学 (ドイツ、ハノーバー) で科学修士の学位を取得。2015年からは、アジアにおけるNVHゴムおよびプラスチック成形部品の顧客開発プロジェクト全てを管理する、研究開発センター管理責任者に就任。

ALT-3 2019年9月19日(木) 12:00  -  13:30

高まるマルチマテリアル化の重要性 最新事例と今後の展望

マルチマテリアル化の動向と今後求められる技術

(株)SUBARU 第一技術本部 材料研究部 部長 河合 功介

講演内容&プロフィール

<講演内容>
車体のマルチマテリアル化は着実に進んでいるが、より多くのクルマに採用するためには課題もある。本講では、車体マルチマテリアル化の動向を紹介すると共にマルチマテリアル化の課題と今後求められる技術について述べる。

<プロフィール>
1993年、富士重工業(株)(現(株)SUBARU)入社。材料研究部で車体用材料とその加工・接合技術、防錆技術などの研究開発に従事。2013~2017年はEuro Car Bodyのボードメンバーを務め、車体軽量化技術開発を担当。2016年より材料研究部長、現在に至る。

マルチマテリアルトポロジー最適化による自動車ボディ構造の高性能化・軽量化

京都大学大学院 工学研究科 機械理工学専攻 教授 西脇 眞二

講演内容&プロフィール

<講演内容>
新構造材料技術研究組合(ISMA)の開発プロジェクトでは、自動車ボディ構造の性能向上をはかりながら、ボディ構造の抜本的な軽量化を可能とするための方法として、レベルセット法を用いたマルチマテリアルトポロジー最適化の方法を構築し、ボディ構造設計への展開を進めている。本講演では、本開発プロジェクトの現状と予定について紹介する。

<プロフィール>
1988年3月京都大学大学院工学研究科精密工学専攻修士課程を修了し、同年4月(株)豊田中央研究所入社。1998年6月米国ミシガン大学工学部機械工学・応用力学学科博士課程修了、Ph.D取得。2002年3月(株)豊田中央研究所退社、同年4月京都大学大学院工学研究科助教授、2007年同准教授、2009年同教授、現在に至る。

ALT-4 2019年9月19日(木) 14:30  -  16:00

軽量化の要!異種材料接合・接着の最新技術

自動車における構造接着技術の動向と課題

マツダ(株) 技術研究所 先進ヒューマン・ビークル研究部門 コンフォートビークル研究 アシスタントマネージャー 山本 研一

講演内容&プロフィール

<講演内容>
車体に構造接着を適用すると、剛性向上や振動低減に大きな効果が見込めるとともに、性能向上代を薄板化等に充て、軽量化に寄与することができる。今回、構造接着の技術動向、性能/生産上の課題とともに、信頼性、機能付与に関するマツダの取り組みを紹介する。

<プロフィール>
1992年、マツダ(株)に入社。技術研究所に所属し、機能性材料、材料分析技術の開発に従事。1999年、広島大学大学院にて学術博士号を取得。2008年より構造接着技術の開発を担当し、現在に至る。

異種材料接合技術の現状と展開

大阪大学 名誉教授/ 接合科学研究所 招聘教授 中田 一博

講演内容&プロフィール

<講演内容>
車体軽量化のためのマルチマテリアル化に必要不可欠な異種材料接合技術について、金属/樹脂・CFRPを中心に、アルミ/鉄の組合せを含めて、その直接接合プロセスと接合機構、ならびに今後の技術展開について解説する。

<プロフィール>
1972年3月、大阪大学工学部溶接工学科卒業、同大学院を経て、1977年5月、大阪大学溶接工学研究所(現、接合科学研究所)助手に採用、同准教授、同教授、同研究所長を経て2015年3月末、定年退職。同年4月から同所特任教授としてNEDO委託研究である金属/樹脂・CFRPの異種材料接合および難燃性Mg合金の接合技術開発に従事し、2018年1月31日同所特任教授退職。同年2月から同所招聘教授。現在に至る。専門分野は溶接材料及び溶接・接合プロセス工学、並びに表面改質工学。大阪大学名誉教授・工学博士。

ALT-5 2019年9月20日(金) 9:30  -  11:00

航空機の軽量化 最新事例とクルマへの応用

炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の応用分野の展開 ~ 航空宇宙から自動車へ~

名古屋大学 総長補佐 ナショナルコンポジットセンター担当 (産学連携担当) 特任教授 石川 隆司

※講演順が1番目に変更となりました。ご了承下さい。(2019年8月6日(火)付)

講演内容&プロフィール

<講演内容>
移動体構造の軽量化の切り札である炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の応用分野の拡大について展望・解説する。航空宇宙分野では、CFRPは既に標準的な材料となっており、今や、重量の半分以上をCFRPが占める。一方、自動車への応用は今後の課題であり、熱可塑樹脂を母材とするCFRPの応用が始まろうとしている。

<プロフィール>
1977年3月、東京大学大学院にて工学博士取得後、1978年3月に航空宇宙技術研究所(NAL)に勤務、1980年代後半に、我が国で初めて航空機用CFRTP(CF/PEEK)の成形と評価に従事した。1990年代初頭には、世界で初めてCF/PEEKを用いた航空機尾翼構造模型の製造(当時の富士重工(株)に委託)と強度評価を実施した。2012年4月に名古屋大学に移動後、そこに設立されたナショナルコンポジットセンターにおいて、世界で初めてのCFRTP適用の自動車シャシー(LFT-D工法)の製造に挑戦し、2017年10月に成功した。

航空機軽量化と複合材化の課題

中菱エンジニアリング(株) 航空宇宙事業部 研究試験部 材料試験室 主査 将来複合材技術取り纏め 阿部 俊夫

講演内容&プロフィール

<講演内容>
構造軽量化が重要である航空機構造において、その時々のニーズに応じて適用材料の革新があった。100年以上に及ぶ航空機の発展の歴史の中で、特に21世紀に入ってから顕著となった複合材適用による製品革新を中心に、今後のチャレンジを含め、概説する。

<プロフィール>
1983年3月 大阪大学卒業。1985年3月 大阪大学大学院修士課程修了。三菱重工業(株)に入社。
名古屋航空機製作所(現 名古屋航空宇宙システム製作所)にて航空機設計、複合材技術開発に従事。
F-2戦闘機 複合材主翼開発等、防衛省殿向け航空機開発、設計、及び複合材技術研究開発を担当し、現在、中菱エンジニアリング(株)所属。

ALT-6 2019年9月20日(金) 12:00  -  13:30

超ハイテン大量採用時代の到来か!開発最前線

自動車ボディにおける超ハイテン適用の実績と最新動向

(株)本田技術研究所 オートモービルセンター 材料開発室 第2ブロック 主任研究員 種植 隆浩

講演内容&プロフィール

<講演内容>
乗用車のホワイトボディにおける超ハイテン適用の背景と実績を振り返ると共に、最新の超ハイテンの開発および適用の動向を述べる。併せて、適用のために必要となる成形や接合などの製造技術、および設計技術の進化と今後の課題について考察する。

<プロフィール>
1989年3月、東京大学卒業。(株)本田技術研究所に入社。四輪R&Dセンターに配属し、シャシ用の金属材料と金属材料を用いた部品の開発に従事。2000年よりボディ用鋼板とその適用技術の開発を担当し、現在に至る。

ハイテン開発の現状と今後の展望

日本製鉄(株) 執行役員 技術開発本部 鉄鋼研究所長 藤田 展弘

講演内容&プロフィール

<講演内容>
環境規制の強化に対応すべく、車体重量の半分近くを占める鋼材の重量減は、鋼材の高強度化により精力的に進んでいる。居住空間の快適化、安全基準の強化のため、限られた空間の最適構造の実現も強く求められる。マルチマテリアル時代のリサイクル技術を見据えつつ、モビリティー安全性を更に高める次世代鋼材の進展と将来像を詳細に解説する。

<プロフィール>
1989年3月東京工業大学大学院 金属工学科修士課程修了。旧新日本製鉄(株)に入社。REセンターに配属。材料開発に一貫して従事。2012年名古屋製鉄所 品質管理部長。2016年同製鉄所 副所長。2018年4月より現在に至る。

同時開催の関連セッション 事前申込制

NEPCON-K 2019年9月19日(木) 12:00  -  13:00

デンソーの技術者育成・ものづくり魂とは

  • 同時通訳付:日/英

デンソー技術者の人材育成・組織開発 -Crafting the Core-

(株)デンソー 代表取締役 副社長 山中 康司

講演内容&プロフィール

<講演内容>
100年に一度の大変革と言われる自動車業界で、劇的に技術が高度化し、領域も拡大するなど取り巻く環境が急速に変わってきている。そのような中、デンソー固有の歴史に裏打ちされた強みを伝承するとともに進化・深化させている人材育成・組織開発の取組みを報告する。

<プロフィール>
東京工業大学工学部機械工学科卒業後、1979年日本電装(株)(現 (株)デンソー)に入社し、エアコンシステムの開発部門に所属。2005年同社常務役員に就任、デンソー・インターナショナル・ヨーロッパ社長、(株)デンソー専務役員を歴任し、2015年から取締役副社長。

NEPCON-1 2019年9月18日(水) 13:00  -  14:30

自動運転を支えるセンシング技術と半導体への期待

次世代自動車向けセンサに対する村田製作所の取組みについて

(株)村田製作所 センサ事業部 事業部長 川島 誠

講演内容&プロフィール

<講演内容>
自動車の電動化や自動運転が進む中、あらゆる電気系統の熱制御や車の状態を正確に検知することが必要とされる。今まで以上に高精度、高信頼性が求められるセンサ。弊社の最新の自動車向けセンサの特徴を紹介させて頂く。

<プロフィール>
1987年3月、金沢大学卒業。(株)村田製作所に入社。高周波商品部で設計に従事。1990年ムラタアメリカに出向し高周波部品FAEを担当。1995年帰国後、高周波商品部で海外顧客担当FAEを担当。2004年ムラタヨーロッパヘルシンキに出向し、コンデンサ、インダクタ以外の商品のFAEを担当。2006年帰国後、アンテナ商品部に配属、2009年より同部部長、2010年より高周波部品商品部部長、2014年より高周波技術統括部統括部長。2017年よりセンサ事業部長。

自動運転を支えるセンシング技術と半導体エコシステムの変化

インテル(株) 事業開発・政策推進 ダイレクター(兼)チーフ・アドバンストサービス・アーキテクト/ 名古屋大学 未来社会創造機構 客員准教授 野辺 継男

講演内容&プロフィール

<講演内容>
自動運転開発の方向性として「ユーザが所有するクルマ」と、「モビリティサービスとして提供されるクルマ」に市場性が大きく分かれる傾向が見られる。こうした方向性の中で、それを支えるセンサー技術や半導体エコシステムがどのように変化するのか解説する。

<プロフィール>
1983年NEC入社。欧米市場でIBM互換PCの技術及び事業を展開。1997年、国内市場にも同国際標準PCを導入。2000年末にNECを退職し、2001年当時世界最大のオンラインゲーム会社の日本法人CEO就任。同オンラインゲームの技術(MMORPG)はテレマティクスに応用可能と考え、2004年日産に転職。以降、日産にてICTのクルマへの融合を統括。特にEV-ITはGSMA MWC 2011にて“Best Mobile Innovation for Automotive and Transport”を受賞。2012年、インテル(株)に転職し、コネクテッド・カーや自動運転の実現を中心に国際標準化や技術・事業開発を推進。最近は人工知能や深層強化学習の導入にも注力。2014年、名古屋大学客員准教授兼務。

SFE-K 2019年9月18日(水) 13:00  -  14:30

AI・ビッグデータによる生産革新の実例と、挑戦する価値

  • 同時通訳付:日/英

ビッグデータの活用による半導体製造革新

東芝メモリ(株) 四日市工場 副工場長 赤堀 浩史

講演内容&プロフィール

<講演内容>
東芝メモリ(株) 四日市工場では、抜本的な生産性改善を進めるべく、積極的にビッグデータを活用している。講演では、ビッグデータ活用の考え方を説明すると共に、機械学習導入など最新の取り組みについて発表する。

<プロフィール>
1993年(株)東芝入社。以来25年に渡り、先端半導体事業において、ユニットプロセス、プロセスインテグレーション、半導体デバイス、メモリセル信頼性、物理解析、化学分析、検査計測の技術開発に従事。2016年より、四日市工場にてプロセスインテグレーション部門を担当し、全体最適化、歩留改善や生産効率向上の目的で、ビックデータの活用業務に携わる。2018年4月より現職。博士(工学)。

自動車における車両生産技術革新とものづくりの将来

日産自動車(株) 常務執行役員 アライアンスグローバルVP 車両生産技術開発本部 本部長 吉村 東彦

講演内容&プロフィール

<講演内容>
現在、自動車産業を取り巻く環境は、環境、安全問題、魅力品質への対応が求められており、車両の軽量化、電動化、自動運転技術、コネクティッドカーが今後急速に拡大すると予想されている。日産自動車では車両構造の革新に伴う新しい生産技術の開発を進め、導入を検討している。そこで今回は、商品の電動化や自動運転技術、軽量化による車両構造の変化にも触れ、日産自動車における生産技術革新の取り組みを紹介する。

<プロフィール>
1983年 日産自動車(株)入社
1998年 同社 生産技術車両技術部 主担
2005年 欧州日産自動車会社 出向管理職
2009年 日産自動車(株)車両組立技術部 部長
2011年 同社追浜工場 工場長
2014年 同社アライアンスグローバルダイレクター
第二車両生産技術 VP、車両生産技術本部 担当
2015年 同社アライアンスグローバルVP 車両生産技術本部 担当
2016年 同社常務執行役員
アライアンスグローバルVP 車両生産技術本部 担当

SFE-S4 2019年9月20日(金) 9:30  -  11:00

自動車業界で進む工場へのAI/IoT導入、その最前線に迫る!

ePlantのスマート化について

アイシン・エィ・ダブリュ(株) 常務役員 電子事業本部 本部長 山田 邦博

講演内容&プロフィール

<講演内容>
アイシン・エィ・ダブリュが目指す「皆がわくわくしながら活躍できる工場」。
システムが現場に寄り添い、人の能力・創造性を惹き出せる工場。
本講演では、その為のステップとして10年前から取り組んできたIoTデータプラットフォームをベースに
AGVやロボティクス、AIを駆使した自働化・自立化に対する電子工場の取り組みを紹介する。

<プロフィール>
1984年4月アイシン・エイ・ダブリュ(株)入社。制御用ECUのハード開発を担当。1991年よりナビの開発に従事。
2014年執行役員就任を経て、2016年10月電子事業本部本部長就任、現在に至る。

製造AIによる生産性向上

Denso International Asia Co., Ltd. Senior Vice President, 末松 正夫

講演内容&プロフィール

<講演内容>
近年のASEAN各国の人件費の上昇は、今後のASEANの競争力の低下を招きかねない。本来人件費の上昇は生産性向上活動等によってそのコスト増を吸収すべきであるが、従来の生産性向上活動では限界もある。そのような状況の中、新たな挑戦として当社の製造におけるAIを活用した生産性向上策の取り組みを紹介する。

<プロフィール>
1980年日本電装(株)(現(株)デンソー)経理部入社。1995年デンソーインドネシア(株)取締役経理部長就任。2004年熱機器経営企画室部長就任。2005年経営企画部へ異動。2008年デンソーインターナショナルアジア(株)アジア地域COO&EVP就任。2011年(株)デンソー理事就任。2019年デンソー理事およびデンソーインターナショナルアジア(株)アジア地域COO&EVP退任、デンソーインターナショナルアジア(株)SVP就任。

ROBO-S4 2019年9月20日(金) 12:00  -  13:00

生産革新と製品開発への情熱

マツダのモノ造りの志と挑戦 ~工場での生産改革を例に~

マツダ(株) 防府工場 工場長 岡野 寛範

講演内容&プロフィール

<講演内容>
自動車産業の中ではスモールプレーヤーであるマツダにとって、厳しいグローバル競争を勝ち抜いていく道のりは飽くなき挑戦の連続である。その基盤となるモノ造りにかける志と挑戦の歴史、そして現在取り組んでいるグローバルフレキシブル生産についても紹介する。

<プロフィール>
1986年 マツダ(株)に入社。2012年より本社工場第1車両製造部長として、マツダ生産方式をベースとしたマネジメント力・現場力・技術力の革新と定着に従事。2015年にメキシコ工場(Mazda de Mexico Vehicle Operation)の執行副社長に就任し、オペレーション領域(製造、品質、技術、購買、IT)の責任者として海外拠点のモノ造り力の強化と人材現地化を推進。2019年より防府工場長に就任し、マツダブランドの価値を高める高品質・高効率な生産体制をグローバルに展開している。

<同時開催展 セミナー>