病院 [経営・事務部] 向け
MJ-S 2019年10月23日(水) 12:30  -  14:00

人生100年時代に向けた次世代の社会保障 〜知るべき真実と解決策〜

日本型医療システムの課題と未来展望

精神科医/ 国際医療福祉大学大学院 教授 和田 秀樹

超高齢社会への対応
~疾患の性質変化と医療・介護の在り方~

経済産業省 商務・サービスグループ 政策統括調整官/ 厚生労働省 医政局 統括調整官 内閣官房 健康・医療戦略室 次長 江崎 禎英

講演内容&プロフィール

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和田 秀樹

<プロフィール>
1960年大阪市生まれ。1985年東京大学医学部卒業。
教育関連、受験産業、介護問題、時事問題など多岐に渡るフィールドで精力的に活動し、テレビ、ラジオ、雑誌など様々なマスメディアにもアドバイザーやコメンテーターとして出演。現在、国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師、和田秀樹こころと体のクリニック(アンチエイジングとエグゼクティブカウンセリングに特化したクリニック)院長などを務める。
『人は感情から老化する』(祥伝社新書)、『40歳から始める「脳の老化」を防ぐ習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)他著書も多数。
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江崎 禎英

<講演内容>
経済が豊かになり誰もが健康で長生きすることを望めば、社会は必然的に高齢化する。我々が取り組むべきは、単に財政逼迫に起因する社会保障制度の見直しに止まらず、人口構造の変化や主たる疾患の性質の変化を踏まえて「社会経済システム」そのものの見直しを行うことである。
日本の社会保障制度は、戦後復興・経済成長期に基本設計がなされており、「国民皆保険制度」は、結核に代表される感染症が死因の上位を占めていた時代に整備されたものである。その後、経済成長に裏打ちされた社会保障の拡充や国民皆保険に支えられた先進的な医療技術の導入・普及は、結果的に、自立して生活できない虚弱なお年寄りを大量に生み出すことになった。
人生100年時代と言われる今日、如何に最期まで幸せに「生ききる」かが重要なテーマであり、誰もが夫々の年齢や体力に応じて社会の一員としての役割を果たすことが出来る「生涯現役社会」を構築することが求められる。そのためには、いわゆる「生産年齢」の段階から、経営者や従業員に健康管理への取組みを促すとともに、年齢が進むにしたがって多様化する「健康需要」に対応するためのサービスを創出し、地域資源を活用しながら地域の実情にあった供給体制を整えていくことが必要である。
また、現在医科診療費の約3分の1は生活習慣病の治療が占めており、高齢化由来の疾患を加えると半分以上となる。過去の主たる疾患は感染症であり、原因となる細菌やウイルスが体の外から入ってくることで引き起こされた。しかし現在は、主に体の中の複数要因が関係する老化や生活習慣に起因する疾患が中心になっている。こうした多因子関連型の疾患では、潜在疾患の早期発見による予防や進行抑制が重要であり、食事や運動管理も含めた総合的な対応が求められる。
特に、健康・医療データの活用については、ビックデータへの過度の期待から脱却し、本人性が確保された質の高い健康・医療情報(クォリティデータ)を基にマルチ分析を行い、適切な指導・介入のためのツールや仕組みを整備することが求められる。
 これら一連の取り組みを通じて、超高齢化社会のあるべき社会経済システムを再構築し、新たな産業群を育成することが、時代の転換期にある我が国社会の課題である。

<プロフィール>
1989年に東京大学教養学部国際関係論分科を卒業し、通商産業省(現・経済産業省)入省。通商、金融、IT政策のほか、大蔵省(現在の財務省、金融庁)で金融制度改革、内閣官房で個人情報保護法の立案に携わり、EU(欧州委員会)に勤務。その後、ものづくり政策、外国人労働者問題、エネルギー政策を担当し、岐阜県への出向を経て2012年から健康医療分野に携わり、2017年から現職。
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HBP-K 2019年10月23日(水) 10:00  -  11:30

「医療の2040年問題」展望と打開のヒント

オープニングスピーチ
~人口激減超高齢社会の医療と病院を考える~

(一社)日本病院会 会長 相澤 孝夫

2040年を見据えた医療政策の展開
三位一体改革の概要

厚生労働省 大臣官房審議官 (医政 医薬品等産業振興 精神保健医療 災害対策担当) 迫井 正深

講演内容&プロフィール

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相澤 孝夫

<講演内容>
超高齢社会の、さらにその先を見据えなければならない時期に来た。
人口構造が変わり、疾病が変わり、病院も変革を迫られている。
それに備えて病院は今から共に知恵を絞らなければならない。

<プロフィール>
'73年 東京慈恵会医科大学卒業。同年5月 信州大学医学部付属病院第二内科入局。'81年 特定医療法人慈泉会相澤病院副院長。'94年 特定医療法人慈泉会相澤病院理事長・院長。現在、社会医療法人財団慈泉会理事長・相澤病院最高経営責任者。全国病院経営管理学会会長、日本病院会会長を務める。
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迫井 正深

<プロフィール>
平成元年~東京大学医学部卒業、外科臨床医、平成4 年~厚生省入省、その後、米国ハーバード大学公衆衛生大学院留学、広島県福祉保健部長、保険局企画官、老人保健課長、地域医療計画課長を歴任、平成28 年6 月~保険局医療課長、平成30 年7 月~大臣官房審議官
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HBP-S1 2019年10月23日(水) 15:00  -  16:30

どうなる?診療報酬改定 中医協の最新情報

座長 (一社)日本病院会 副会長 万代 恭嗣

半年後に迫る診療報酬改定の行方

(一社)日本病院会 副会長 島 弘志

2020年診療報酬改定と医療提供体制

(公社)全日本病院協会 会長 猪口 雄二

講演内容&プロフィール

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島 弘志

<講演内容>
地域医療構想、医師の偏在と診療科の偏在、医療従事者の働き方改革が問題視され、病院医療の在り方が問われている。今回の改定では、これらの問題を認識しつつも薬価差益からの財源確保が厳しい状況での改定なので、資格算定要件の緩和が大きなテーマになる。

<プロフィール>
昭和55年3月 山口大学医学部卒業。昭和56年12月 久留米大学助手 医学部外科学(二)入局。昭和62年10月 聖マリア病院 外科勤務。平成16年5月 救急医療センター長。平成18年1月 聖マリア病院 副院長。平成18年8月 救命救急センター長。平成21年4月 社会医療法人雪の聖母会 常務理事、聖マリア病院 病院長就任。平成29年5月 一般社団法人日本病院会 副会長。平成29年11月 中央社会保険医療協議会 委員を担当し、現在に至る。
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猪口 雄二

<講演内容>
2020年の診療報酬改定について、現時点で予想される内容について解説する。また、大きな変化が予想される医療提供体制と診療報酬改定について考察する。

<プロフィール>
1979年3月 獨協医科大学卒業。獨協医科大学病院リハビリテーション科を経て、1987年6月 (医)寿康会理事長(現)、寿康会病院院長に就任。2003年4月 全日本病院協会常任理事、2007年4月 副会長、2017年6月より(公社)全日本病院協会会長に就任し、現在に至る。2015年4月より地域包括ケア病棟協会副会長。また、2015年10月より中央社会保険医療協議会委員、2017年7月より社会保障審議会医療部会委員を務める。
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HBP-S2 2019年10月23日(水) 12:30  -  14:00

次世代病院経営 ~地域医療とデジタルマーケティング~

志摩市民病院 再生の軌跡
~3億円収益改善、働き方改革~

志摩市民病院 院長 江角 悠太

テクノロジーが可能にする
病院経営・マーケティング戦略の新しい姿

エムスリー(株) 地域医療コラボレーショングループ グループリーダー 野中 亮宏

講演内容&プロフィール

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江角 悠太

<講演内容>
5年前、志摩市民病院に赴任して1ヶ月で病棟一つ閉鎖した。4ヶ月で看護師10人辞職した。1年で私以外の医師が全員辞職した。残ったのは90床の市民病院と無床診療所、90人のスタッフと7年目の医師1人、そして毎年4億を超える赤字。市民、議会、他施設からの信頼を失墜していた病院の院長となった。
4年が経過した今、病院は3億円の収益改善、再生に成功した。その4年の物語をお話しする。

<プロフィール>
2009年三重大卒、沖縄中部徳洲会病院初期研修で宮古島、徳之島での離島医療にも触れ、自己の医師像を患者から教えられる。2年目の終わりに東北大震災が起こり、友人から助けを求められ、福島県いわき市原発30km圏内へ。行政の限界を知る。その後輩指導をするために2011年三重大学家庭医療学総合診療科後期研修プログラムへ。亀山、名張、一志と医療過疎地域での研修を終え、世界1周客船ピースボートの船医に。1000人の乗客と300人の外国人乗組員の健康と幸せを守るための医療を通して地域医療の真髄を知る。日本を周り、世界を周り、自分の一生をかけて尽くす街を志摩市に決め、2014年から志摩市民病院へ。2016年から院長。現在、全国自治体病院協議会三重県支部長、地域包括ケア病棟協会評価委員、未来の大人応援プロジェクト理事。専門は志摩市、地方創生、総合診療。
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野中 亮宏

<講演内容>
エムスリーでは、医療従事者向けサイトの「m3.com」にて、医療機関の紹介情報を配信できる仕組みを開発中である。いくつかの基幹病院にて実証実験を進めており、新規連携先の開拓や患者紹介につながった。聖路加国際病院における共同実験結果をもとに、”病診連携におけるテクノロジー活用の可能性”について、議論したい。

<プロフィール>
2008年に東京大学を卒業後、株式会社リクルートに入社。人事・営業・事業開発を歴任したのち、リクルートホールディングス経営企画室にて全社戦略の策定に従事。2015年5月よりエムスリー株式会社に参画し、地域医療をテーマにしたサービス開発を担当。
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HBP-S3 2019年10月25日(金) 12:30  -  14:00

働き方改革① 「医師の働き方改革」はどう始まるか

厚労省医師の働き方改革検討会を終えて
~2024年に向けての取り組み~

(一社)日本病院会 副会長/ 済生会福岡総合病院 名誉院長 岡留 健一郎

働き方改革のゆくえ

厚生労働省 医政局 医事課 医師養成等企画調整室  室長 堀岡 伸彦

講演内容&プロフィール

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岡留 健一郎

<講演内容>
3月末の「医師の働き方改革検討会」の報告書が出され、時間外労働の上限を原則960時間、地域医療確保暫定特例水準(B水準)と集中的技能向上水準(C水準)は1860時間となった。今回は、2024年に向けてのこれからの展開について述べてみたい。

<プロフィール>
1971年 九州大学医学部卒業、1978年 昭和53年度べルツ賞受賞、1980年 九州大学第二外科 助手、1985年 九州大学第二外科 講師、1991年 九州大学第二外科 助教授、1993年 米国シカゴ大学外科(Visiting Professor)、1993年 済生会福岡総合病院 副院長、1998年 済生会福岡総合病院 院長、2009年 全国済生会病院長会 会長、2015年 全国済生会病院長会 名誉会長、2017年 済生会福岡総合病院 名誉院長、2017年 済生会福岡医療福祉センター 総長
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堀岡 伸彦

<講演内容>
今年3月に内閣官房において「働き方改革実行計画」が策定された。ここで、「日本経済再生に向けて、最大のチャレンジは働き方改革である。」とされ、国を挙げて、文化や風土のレベルでの改革が進められようとしている。長時間労働の実態が指摘される医師についても、働き方の改革が求められることは当然である。

一方で、医師の長時間労働の背景には、
・医師法に基づく応召義務が課せられていることや、
・手術中に執刀医が途中で離れることができないといった、そもそも医療行為に内在する時間面の特性、
・日々進歩する医療に関する知識・技術を習得するための自己研鑽が常に求められることなど、その働き方について、診療科ごとの特殊性があることや、地域や診療科での医師の偏在が存在していることの影響もあると考えられる。

医師の労働の具体的な実態は
・1週間の労働時間が週60時間を超える雇用者の割合は、労働者全体が14%であるのに対し、医師は41.8%と職種別では最も高いこと、
・時間外労働の主な理由は、「緊急対応」や「手術や外来対応の延長」が多いこと等 が調査結果としてあげられている。

こうしたことも踏まえ、勤務医の健康の確保のみならず地域医療を守るために規制の適用を5年間猶予することとなり、平成31年3月に規制の具体的な在り方、労働時間の短縮策等についてとりまとめられた。

とりまとめの内容は、5年後から医療機関の類型を三類型とし、連続時間規制やインターバル規制を義務とし、厳しく健康確保措置を講ずる代わりに一般労働者よりも、高い労働時間上限を認めるものとなる。
ここではその議論の内容、医師の勤務の実態についてご紹介したい。

<プロフィール>
平成17年4月 東京都保健医療公社 多摩南部地域病院で初期研修医として勤務。
平成19年5月 厚生労働省入省 保険局医療課で診療報酬改定を担当。
平成23年9月 原子力災害対策本部被災者支援チーム医療班で原子力災害被災者の被曝線量の推定などの業務に従事。
平成24年12月 厚生労働省 健康局疾病対策課課長補佐で難病改革に従事
平成25年4月 厚生労働省から山梨県福祉保健部 健康増進課長として出向。
平成27年4月 山梨県福祉保健部参事・医務課長
平成28年4月 厚生労働省 医政局医事課課長補佐
平成29年8月 厚生労働省 医政局医事課医師養成等企画調整室長
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HBP-S4 2019年10月25日(金) 15:00  -  16:30

病院BCP① 非常時、病院と地域を守るには

病院における地域Healthcare BCP

戸田中央医科グループ(一社)TMG本部 横浜支部 災害対策特別顧問 野口 英一

病院における災害時の医療継続計画の策定と課題

東京大学大学院医学系研究科 救急科学 教授 森村 尚登

講演内容&プロフィール

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野口 英一

<講演内容>
災害時の医療・介護BCPは、医療介護機能の早期回復というだけでなく、地域における医療・介護機能の存続とう視点から検討する必要がある。とりわけ中小規模の病院にあっては、地域の医療・介護ネットワーク及び地域の災害レジリエンスとの連携が必要である。

<プロフィール>
昭和48年3月 日本大学法学部卒業、昭和50年2月 東京消防庁入庁、平成18年4月 救急部長、平成21年3月 東京消防庁退職、平成21年4月 公益財団法人東京救急協会常務理事、平成25年10月 公益財団法人東京防災救急協会副理事長、平成28年3月 公益財団法人東京防災救急協会退職、平成28年4月 戸田中央医科グループ災害対策特別顧問 一般社団法人日本病院会災害医療対策委員会委員
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森村 尚登

<講演内容>
自然災害が頻発する本邦において、災害時の病院のインフラストラクチャー被害を念頭に置いた医療継続計画の策定と強化は不可欠である。本講演では災害時の医療継続計画の具体的な策定方法と課題について実例を交えて概説する。

<プロフィール>
1986年3月 横浜市立大学医学部卒業、1989年 日本医科大学救命救急センター、1990年 横浜市立大学救命救急センター、同集中治療部、2002年 国立横浜病院救命救急センター、2003年 帝京大学医学部救急医学講座で勤務。2010年 横浜市立大学大学院医学系研究科救急医学教授を経て、2016年10月より現職。英国ALSG大事故災害対応(MIMMS)日本委員会代表理事(2016年~)、日本災害医学会理事(2016年~)、Healthcare BCPコンソーシアム理事(2018年~)、神奈川県災害医療コーディネーター、横浜市災害医療アドバイザーなどを歴任。新潟中越地震、東日本大震災などで災害時の医療に従事。現在に至る。
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HBP-S5 2019年10月23日(水) 10:00  -  11:30

シーメンスヘルスケアが描く医療のこれから

医療の未来
~ヘルスケア4.0とその向こう・・・~

シーメンスヘルスケア(株) 代表取締役社長/ シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス(株) 代表取締役社長 森 秀顕

肺がん検診の最新事情 ~肺がんの疫学や早期発見の有効性と現況、低線量胸部CTの活用などについて~

(国研)国立がん研究センター中央病院 放射線診断科 科長 楠本 昌彦

(医)ハートクリニック福井 院長 福井 淳

講演内容&プロフィール

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森 秀顕

<講演内容>
人工知能(AI)をはじめとするデジタル化が医療のあり方を変える「ヘルスケア4.0」。この変革期において、プレシジョン・メディシンの拡充、医療サービス提供の変革、ペイシェント・エクスペリエンスの向上、といった価値の向上がもたらす未来の医療を予見する。

<プロフィール>
1991年3月、早稲田大学を卒業。シーメンス旭メディテック株式会社に入社し、技術開発センターでMRIの開発を担当。その後、分子イメージングや血管撮影装置部門にてマネージャーを歴任。2010年にイメージング&セラピー事業本部長に就任し、2015年にはシーメンスヘルスケア株式会社の代表取締役社長に就任。翌2016年にはシーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社の代表取締役社長にも就任(兼務)し、日本におけるヘルスケアビジネスの最高責任者となり、現在に至る。
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楠本 昌彦

<講演内容>
CTを用いた肺がん検診は、肺がんの早期発見に有効で、X線を用いた検診より死亡率を低減させる。検診実施に際しては、体に優しいより被曝量の低いCT撮影が求められている。またがん検診には、限界や弊害もあることが知られており、これらについても概説する。

<プロフィール>
1986年3月神戸大学医学部医学科卒業。1992年3月神戸大学大学院医学研究科修了。神戸大学医学部附属病院放射線科勤務を経て、1998年7月から国立がんセンター中央病院放射線診断部に勤務。2014年4月から国立がん研究センター東病院放射線診断科科長、2018年4月から現職の国立がん研究センター中央病院放射線診断科科長に就任。専門は胸部領域の画像診断で、一貫して肺癌などの胸部領域の悪性腫瘍の画像診断に取り組んでいる。
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福井 淳

HBP-1 2019年10月23日(水) 10:00  -  11:30

経営講座① 組織改革と人材育成

病院経営に資する人材育成のポイント
「自ら考え 行動する」

筑波メディカルセンター病院 副院長 兼 事務部長 中山 和則

病院によくある組織の問題事例とそれに対する処方箋

医療総研(株) 部長 森田 仁計

講演内容&プロフィール

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中山 和則

<講演内容>
病院を取り巻く環境は大きく変化している。また、働き方改革を受けて、病院事務職員への期待も大きくなっているにも関わらず、一般企業の景気の影響で、専門職以上に採用が厳しい状況にある。どんな人材を求め、どのような人財に育てていくか、事務管理者の悩みは尽きない。当院では「自ら考え行動する」を事務職員の目標に掲げ、キャリアパスを描き、奮闘している。

<プロフィール>
1987年財団法人筑波メディカルセンター入職。経理課・医事課・地域連携課・健診営業企画課・総務課などを経て現在は副院長兼事務部長兼法人事務部門長。日本病院会病院経営管理士会副会長、診療報酬作業小委員会委員、全国医事研究会副会長や看護協会セカンドレベル講師など。
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森田 仁計

<講演内容>
当社は20年以上、医療機関専門のコンサルタントとして病院を支援させていだだいている。年々厳しくなる病院経営において、組織の成熟度がこれからの経営に大きな影響を与えると考える。今回は病院によくある組織づくりにおける問題事例を取り上げ、その対処法について考える。

<プロフィール>
1982年、埼玉県生まれ。法政大学工学部卒業後、(株)三菱化学ビーシーエル(現LSI メディエンス)に入社。現場営業から開発・企画業務まで携わる。2015年、医療総研(株)に入社し、認定登録医業経営コンサルタントとして、医療機関の経営改善や組織変革、人事制度構築などの運営改善業務に従事。著書に『医療費の仕組みと基本がよ~くわかる本』(秀和システム)などがある。
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HBP-2 2019年10月23日(水) 12:30  -  14:00

経営講座② 強い事務部を作るために

経営マネジメントと事務職員の果たすべき役割

(福)恩賜財団 済生会熊本病院 医療支援部 事務次長 田﨑 年晃

Our quality is our pride
~強い事務組織を作る!上尾中央医科グループ(AMG)の実践 ~

(一社)上尾中央医科グループ協議会 経営管理本部 医療事業部 病院管理室 室長 朝見 浩一

講演内容&プロフィール

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田﨑 年晃

<講演内容>
新たな時代を迎えたが、変化が激しく先行き不透明といったVUCAは続く。外部環境に適応した、組織の使命や目的、ビジョンを明確化し、計画、体制、実践、評価のサイクル、戦略レベル向上を図る仕組みがより大事になるだろう。病院経営にもデータに基づく情報が不可欠であり、それらを率先する事務職員の育成が求められる。

<プロフィール>
1997年 済生会熊本病院入職。医事課、総務課、診療機材購買室主任、2005年 医事企画室長。2007年 九州大学大学院医学系学府医療経営・管理学専攻、2009年 Patient Classification Systems International Best Paper Award 、2010年同修了(MPH取得)。2010年 経営企画部企画広報室長、2012年 経営企画部人事室長、2015年 医療連携部地域医療連携室長、2016年から医療支援部事務次長。
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朝見 浩一

<講演内容>
事務管理者の立場から、AMG(上尾中央医科グループ)において実践している病院事務職の人財育成の手法、病院事務職が専門職としてプライドを持ち、医療の質と経営の質の向上 (経営改善)を両立させる取組みなど、そのノウハウを具体的事例をまじえ紹介する。

<プロフィール>
1994年大学卒業後、IT会社に入社。1年後に上尾中央総合病院「上尾中央医科グループ(AMG)」に入職。健康管理部門、医事部門に従事した後、OM室(組織管理課)を立ち上げる。2008年よりAMGの4病院の事務長へ赴任し、病院の経営管理に携わりつつ、AMG全体のQI(医療の質評価指標)を活用した質改善活動の体制を構築。現在、AMG協議会経営管理本部にてAMG28病院の経営支援、病院機能評価受審支援など担当。
資格:医療管理学修士(東京医科歯科大学大学院MMA15期) 病院経営管理士 診療情報管理士 衛生工学衛生管理者 第一種衛生管理者
外部活動:日本病院会診療報酬作業小委員会委員 日本病院会病院経営管理士会理事 全日本病院協会病院機能評価委員会委員 等
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HBP-3 2019年10月23日(水) 15:00  -  16:30

経営講座③ 意識改革で職員の力を引き出す

意識改革とチーム医療による経営改善

松阪市民病院 総合企画室 副室長 世古口 務

意識改革から始まる病院経営の改善

(福)恩賜財団 済生会支部 福井県済生会病院 事務部長 齋藤 哲哉

講演内容&プロフィール

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世古口 務

<講演内容>
当院は三重県松阪市の地方公営企業法一部適用の自治体病院(総病床数328床)で、万年赤字状態の病院であったが、医師数が最少となった2008年にDPCを導入し、全職員の意識改革と診療報酬制度で認められていることを限りなく算定する「落ち穂拾い作戦」の実践により大幅な経営改善を達成し、10年間で医業収益は206%と増収し、10年連続黒字となった経緯をお話しする。

<プロフィール>
1972年3月:三重県立大学医学部卒業、三重大学医学部第一外科に勤務の後、1994年4月より市立伊勢総合病院副院長、1977年4月より同院長、その後伊勢市病院事業管理者の後、2008年4月より松阪市民病院、総合企画室勤務、副室長、現在に至る。
現在愛知・岐阜・三重自治体病院DPC勉強会代表世話人、病院経営戦略セミナー、アドバイザー
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齋藤 哲哉

<講演内容>
当院は「病院の差は中で働いている職員の差である」と考えている。そのためには組織の存在意義や組織の価値観を共有・共感しているたくさんの職員を育て、エンゲージメントが高い組織にしたいと考えている。これまで当院が様々な活動をして職員の意識に働き続けてきた取り組み事例を紹介する。

<プロフィール>
福井県立大学大学院修了(経営学修士)、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科博士課程。これまで病院戦略の企画立案から組織マネジメントや財務管理など経営全般に従事している。医療サービスに対してISO9001・BSC・シックスシグマなどを融合した独自のマネジメントシステムを導入し、第三者評価にて経営の質が認められ2012年度に日本経営品質賞(大規模部門)を受賞する。現在は、兵庫県立大学大学院客員教授と大阪府立大学大学院非常勤講師も務める。
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HBP-4 2019年10月24日(木) 10:00  -  11:30

働き方改革② 職員のための環境づくりのコツ

勤務環境改善の取り組み
~働き易く働きがいのある職場づくり~

(公財)星総合病院 星ヶ丘病院 事務部 事務長 渡辺 順一

働きやすい病院を目指して
~働き方改革と医療~

(医)大和会 武蔵村山病院 理事 事務部長 松本 高生

講演内容&プロフィール

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渡辺 順一

<講演内容>
医療・介護・福祉は人材で成り立っており、良い職員の確保はサービスの質の向上に直結する。職員の定着率を高めた当法人の働き方、休み方の取り組み、女性職員支援、人材育成、人材確保の為の補助金、助成金活用等について具体的に紹介する。

<プロフィール>
昭和61年4月、(財)星総合病院に入職。医事課、地域連携室等で診療報酬請求、患者紹介業務等に従事。平成18年、指定管理にて運営を行う三春町立三春病院設立準備室事務長として開院準備に従事。平成19年、三春町立三春病院事務長、平成21年、星総合病院総務課長、平成29年7月より、星ヶ丘病院事務長として、病院運営、人事・労務管理等に従事。現在に至る。
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松本 高生

<講演内容>
「働きやすい」という分かりやすいテーマで魅力ある病院作りを進め、女性医師が活躍できる仕組み作りなどの施策により、離職率低減や医師数増など一定の成果を得た。「働きやすさ」を求める中、経営的問題や不平等感など、働き方改革に於ける医療に課題は多い。

<プロフィール>
慶応義塾大学卒業後、金融機関に入社、海外勤務や外部出向を経て、社会医療法人財団大和会 武蔵村山病院に入職。現在、事務部長として病院運営や人事労務全般に携わる。「働きやすい病院」を目指し院内で各種施策を展開、平成27年度に東京都女性活躍推進大賞を受賞。その経験から東京都並びに厚生労働省の医療勤務環境改善関わるセミナーなどの講演を行っている。
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HBP-5 2019年10月24日(木) 12:30  -  14:00

経営講座④ 実例に学ぶ 人が育つ仕組み

病院職員の能力評価と人材育成

(医)厚生会 木沢記念病院 病院長補佐・事務長 佐合 茂樹

竹田綜合病院におけるプロジェクトによる人材育成

(一財)竹田健康財団 法人事務局 事務局長 東瀬 多美夫

講演内容&プロフィール

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佐合 茂樹

<講演内容>
病院機能を高めるためには職員の育成は欠かせない。いきいきと活躍できる組織が理想であるが、そのための能力評価、人材育成は課題も多く手法も様々である。病院勤務40年の経験のから医師の能力評価、多職種の昇格等の人材育成について事例を交えて紹介する。

<プロフィール>
1978年3月立命館大学卒業、社会医療法人厚生会に入職。医事課、総務課に在籍、1997年より総合企画部長、2011年より病院長補佐・事務長として病院運営に携わり、現在に至る。就職当時の190床、職員数200名に満たない病院から、452床、職員1200名を超える病院の成長過程において様々な人材育成の課題に関与した。また、2021年に502床の急性期主体の病院に新築移転を計画、働き方改革の中での新しい時代に向けた人材育成の重要性を再認識している。1999年より病院経営管理士通信教育(日本病院会)、2011年より病院中堅職員育成研修(日本病院会)にて人事・労務管理の講義を担当。2019年5月、朝日大学客員教授を拝命。
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東瀬 多美夫

<講演内容>
既に決まっている未来への対応、ビジョンによる経営、人材育成、病院の建替え、プロジェクトによる仕事の進め方、組織医療の提供についてお話する。

<プロフィール>
1986年04月 財団法人竹田綜合病院 入職、1994年10月 厚生省 国立医療・病院管理研究所 専攻科 修了、1998年10月 企画係長、2001年04月 経営企画課長、2005年04月 経営企画部長、2015年01月 事務局長代理、2018年03月 診療支援部長兼務、2018年07月 事務局長、現在に至る。
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HBP-6 2019年10月24日(木) 15:00  -  16:30

病院BCP② 緊急事態への備えはこう進める

病院の防災計画・事業継続計画(BCP)
~待ったなしの緊急事態に備える~

ミネルヴァベリタス(株) 顧問/ 信州大学経営大学院 非常勤講師 本田 茂樹

災害に対する病院施設の備えと対応
~石巻赤十字病院の実例~

石巻赤十字病院 事務部長 後藤 孝浩

講演内容&プロフィール

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本田 茂樹

<講演内容>
大規模災害が発生した際にも、病院はその社会的使命から、医療サービスを提供し続けることが求められる。
大災害の被害を受けた場合でも、医療サービスを中断させず、また中断したとしても可能な限り短い時間で再開できるようにするためには、今、何をやるべきか必須ポイントを説明する。

<プロフィール>
大手損害保険会社およびリスクマネジメント会社の勤務を経て、現在に至る。医療・介護分野のリスクマネジメントを専門としており、コンサルティングを行うとともに広く提言を行っている。「病院の事業継続計画」(ピラールプレス)、「病院・介護施設のBCP・災害対応事例集」(産労総合研究所)、「中小企業の防災マニュアル」(労働調査会)などBCP関連書籍に多数寄稿している。またこれまで、東京医科歯科大学大学院、金沢大学医学部において非常勤講師を務め、現在は、全国老人保健施設協会の管理運営委員会安全推進部会部会員も務めている。
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後藤 孝浩

<講演内容>
2011年3月11日に発生した東日本大震災を経験した我々は、その記憶や教訓を伝えていかなければならない。この講演では、災害時の病院施設機能を維持するため、事前に何を備え、どう対応したか、石巻赤十字病院の実例を紹介する。

<プロフィール>
1985年4月、石巻赤十字病院事務部会計課に入職。医療情報管理課長、管財課長、医事課長を経て、2016年4月から事務部長、現在に至る。東日本大震災当時は管財課長の職にあり、施設・設備復旧や物資調達の任務を担当した。
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HBP-7 2019年10月25日(金) 10:00  -  11:30

共同購入のポイント

病院による病院のための共同購入
~現状の課題と今後の可能性~

(福)恩賜財団 済生会支部 埼玉県済生会 支部長/ 埼玉県済生会川口総合病院 名誉院長 原澤 茂

医療材料のコスト適正化と費用コントロールを可能とする交渉術

(福)恩賜財団 済生会滋賀県病院 資材課 課長 兼 経営企画室 杉浦 暢彦

講演内容&プロフィール

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原澤 茂

<講演内容>
米国の共同購入組織を、2004年から「病院による病院のための共同購入」として日本ホスピタルアライアンス(NHA)を結成、医療材料を中心として全国270余病院参加により、約60億円の成果額を得、コスト削減に寄与してきた。現状の課題と今後の可能性について述べる。

<プロフィール>
昭和43年 新潟大学医学部 卒業、昭和50年 東海大学医学部 内科助手、昭和62年 同 内科助教授、平成9年 東海大学医学部付属病院 内視鏡センター長兼任、平成11年 埼玉県済生会川口総合病院 病院長、平成18年 埼玉県済生会(業務担当理事)支部長、
平成29年 埼玉県済生会川口総合病院 名誉院長、現在に至る。
<主な公職>
平成18年 埼玉県地域保健医療計画等推進協議会 委員、平成24年 一般社団法人日本ホスピタルアライアンス 代表理事、平成25年 埼玉県総合医局機構運営協議会 委員、平成26年 一般財団法人埼玉県社会保険協会 会長、平成27年 一般社団法人日本病院会埼玉県支部長、平成27年 瑞宝小綬章。
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杉浦 暢彦

<講演内容>
近年、病院経営において「コスト削減」は重要な課題であり、削減した金額は純利益となるため多くの病院で取組まれている。当院での取組みの中から、医療材料のコスト適正化交渉や医師向けの削減効果の見せ方、経費削減プロジェクトチームの活動など事例を交えて紹介する。

<プロフィール>
医療系ディーラーに営業職として在籍後、2009年より済生会滋賀県病院へ入職。管財課、医事課、経理課を経験し、2016年より現職。医療材料・医薬品・委託費等のコスト適正化を得意分野としており「目的・目標・中長期計画」を策定した根拠ある交渉を実践し結果へと繋げてきた。現在は、モノ(価値)とヒト(生産性)の費用対効果を経営層へ可視化し、新たな投資判断の方向性や業務改善の糸口に繋がる取組みを提案している。価格交渉における外部講演やアドバイザー等 多数。
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HBP-8 2019年10月25日(金) 12:30  -  14:00

病院BCP③ 意外に知らないプラン作りの重要ポイント

災害時、社会の期待に応える備えはできていますか?

(株)レスキューナウ 危機管理アドバイザー 市川 啓一

災害時における機能的な病院体制

防衛省 防衛医科大学校 防衛教官 准教授/ 救急部 救命救急センター 防衛医学研究センター 外傷研究部門 秋冨 慎司

講演内容&プロフィール

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市川 啓一

<講演内容>
災害時に一層重要な役割を担う医療機関、社会は日ごろ以上に大きな期待を抱いている。
講演者は主に企業や学校など法人団体の危機管理をアドバイスし、災害対応から事業継続まで、その体制構築、手順確立、教育訓練まで実戦的で実効性のある体系構築を支援している。
その経験から、企業や学校の取り組みの事例紹介を踏まえ、医療機関にはどのような災害対応が期待されているか、対応していくべきかをご一緒に考えていきたい。

<プロフィール>
成蹊大学卒業後、日本IBM入社。1995年の阪神淡路大震災を機に防災情報分野での起業を決意し、2000年に(株)レスキューナウを設立。小泉内閣時代に中央防災会議の専門委員に任命されたことを皮切りに、省庁の検討委員会の委員や防災関連機関の理事等を歴任。
2011年には(株)レスキューナウ危機管理研究所を設立し、企業のBCP策定への参画や多くの講演活動を実施するなど、防災・危機管理の分野で精力的な活動を行っている。
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秋冨 慎司

<講演内容>
平時ではない病院体制が、緊急時に求められる。その体制には決まり事がある。分かりやすく機能的にIncident Command Systemにそって説明をする。

<プロフィール>
医学博士、工学博士(機械・社会環境システム工学)。2005年に起こったJR福知山線脱線事故の時、現場の医療責任者の解散命令後にも関わらず、救助活動者への安全確保の必要性とまだ生きている人が絶対にいるという信念のもと留まり、1時間後に車両に閉じ込められていたクラッシュ症候群の傷病者を発見し治療を開始、全員救命した。東京大学医学部附属病院の医療責任者として中越沖地震派遣、岩手宮城内陸地震の岩手県DMAT統括本部長。岩手県庁におけるIncident Command Systemの整備に尽力、2011年の東日本大震災では岩手県災害対策本部の医療班長として活躍。日本医師会救急災害対策委員、また日本医師会総合政策研究機構客員研究員。
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MIT-K 2019年10月23日(水) 12:30  -  14:00

データサイエンス新時代!がんゲノム医療の実際とこれから

我が国におけるがんゲノム医療の展望と課題

(国研)国立がん研究センター がんゲノム情報管理センター(C-CAT) 副センター長 吉田 輝彦

がんゲノム医療とリアルワールドデータ

京都大学大学院医学研究科 腫瘍薬物治療学講座 教授/ 京都大学医学部附属病院 腫瘍内科 科長/がんゲノム医療部 部長 武藤 学

講演内容&プロフィール

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吉田 輝彦

<講演内容>
がんの遺伝子・ゲノム研究は約40年の歴史の中で、個別の成果は医療現場に届いていたが本年6月、保険診療に実装された。このような大きな変革は段階的に進める必要があり、国は「がんゲノム医療推進コンソーシアム」を作った。その構想等について紹介する。

<プロフィール>
1983年慶應義塾大学医学部卒。1985年国立がんセンター研究所リサーチレジデント、2010年研究所遺伝医学研究分野長。1999年より中央病院併任、遺伝相談外来担当、2015年より中央病院遺伝子診療部門長。2018年6月より、がんゲノム情報管理センター副センター長併任。
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武藤 学

<講演内容>
われわれは、電子カルテデータをデータベース化するCyberOncologyシステムを構築し、患者ごとの臨床データをリアルワールドデータとして収集するとともに、それぞれの「がん」に起きているゲノム異常のデータも統合することで新しい医療の仕組み作りを目指している。

<プロフィール>
福島県いわき市生まれ。平成3年 福島県立医科大学卒業。臨床研修後、平成7年から国立がんセンター東病院レジデントを経て、平成11年より同院スタッフ。平成13年からは同センター研究所支所室長。平成19年より京都大学大学院医学研究科消化器内科学講座准教授。平成24年より同腫瘍薬物治療学講座教授。腫瘍内科科長。平成30年1月からがんゲノム医療部部長。平成31年4月より病院長補佐。2015年4月から、わが国で初めて精度管理されたがんゲノム医療を開発・臨床実装した。また、電子カルテをデータベース化するサイバーオンコロジーシステムとの統合データベース構築を進めている。特許(国内12件、海外5件)。平成22年に高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。平成16年に日本癌学会奨励賞受賞。
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MIT-S1 2019年10月23日(水) 15:00  -  16:30

医療ビッグデータ クラウド化の可能性と課題

Society 5.0 における新たなヘルスケア

慶應義塾大学 医学部 医療政策・管理学教室 教授 宮田 裕章

クラウドがもたらす新時代のヘルスケア

アマゾン ウェブ サービス ジャパン(株) 執行役員 パブリックセクター 統括本部長 宇佐見 潮

講演内容&プロフィール

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宮田 裕章

<プロフィール>
2001年東京大学医学部健康科学・看護学科卒業、保健学博士。東京大学大学院医学系研究科医療品質評価学講座助教を経て、2009年東京大学大学院医学系研究科医療品質評価学講座准教授に着任。2014年より同講座教授に。2015年慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室教授に着任、同時に東京大学は非常勤の兼任となる。2016年に国立国際医療研究センター国際保健政策・医療システム研究科長を非常勤として兼任する。
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宇佐見 潮

<講演内容>
クラウドはSociety5.0 実現に欠かせない社会基盤としての認識が高まりつつある。その中でもヘルスケアは一般の関心が高い。個人からヘルスケアに従事する関係者がクラウドを通じて繋がる新たなヘルスケアの姿について事例を交えて展望する。

<プロフィール>
1986年、慶應義塾大学理工学部物理学科卒業後、アクセンチュア株式会社にて約30年間公共部門のコンサルティング業務に従事。同社執行役員、アジア太平洋地域ヒューマンサービス統括責任者を経て、2017年よりアマゾン ウェブ サービス株式会社にて 執行役員 パブリックセクター統括本部長として勤務し、現在に至る。
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MIT-S3 2019年10月24日(木) 12:30  -  14:00

NEC・富士通が語る ヘルスケアビジネスの針路

健康・医療・介護の課題にどう向き合うか?
NECの取り組み

日本電気(株) 医療SL事業部 事業推進部 医療ソリューションコーディネーター (総合内科専門医、循環器専門医、超音波専門医、医学博士) 野間 充

”つながる社会”をめざした富士通のヘルスケアビジネスへの取り組み

富士通(株) ヘルスケアビジネス推進統括部 第二ヘルスケアビジネス推進部 部長 岩津 聖二

講演内容&プロフィール

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野間 充

<講演内容>
NECでは、少子高齢化と人口減少といった社会構造や疾病の変化がある中で医療従事者の働き方改革を実現する為にロボットや自動応答などを活用するとともに生活習慣病や高齢化に伴う課題に対してAIを用いた意識改革やICTの活用を開始しておりこれらの取り組みをご紹介する。

<プロフィール>
1983年九州大学医学部卒業。九州大学循環器内科入局。1988年から九州厚生年金病院に勤務し2000年から医療情報部を立ち上げて2009年に電子カルテ導入。NECの3大機能をはじめとしたシステム開発に取り組む。2015年に退職後にNEC入社。医療情報システムの支援を始めとしてAIなどの最先端技術の医療分野への活用とに取り組み、現在に至る。
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岩津 聖二

<講演内容>
これまで、医療情報システムは電子カルテによる院内情報共有から、地域医療連携システムでの地域の情報共有へと拡大してきた。そして今、PersonalHealthcareRecord(PHR)へと展開してきている。人生100年時代、『誰もが支え手になり、共に助け合う「ネットワーク型」社会へ』と言われる中、富士通が考える「つながる社会におけるこれからのヘルスケア情報の管理・活用」をご紹介する。

<プロフィール>
1993年、富士通株式会社に入社。本社医療営業部に配属され、オーダリング、電子カルテの製品企画と全国支援担当。2012年からは地域医療ネットワーク、健康情報ソリューションなどの製品企画、全国プロモーションを担当し、現在に至る。
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MIT-S5 2019年10月25日(金) 10:00  -  11:30

急務!医療におけるサイバーセキュリティの課題と方策

日本における医療ISAC活動の始動について

愛知医科大学 医療情報部 部長 特任教授 深津 博

協調によるセキュリティ:情報共有がセキュリティチームに何をもたらすか?

米国H-ISAC (ヘルスケア情報共有分析センター) 代表 Denise Anderson

講演内容&プロフィール

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深津 博

<講演内容>
ISAC(Information Sharing and Analysis Center)は米国起源の、民間主導型の重要インフラ分野毎のセキュリティの情報共有およびベストプラクティス・対策の共有を目的とした団体である。
米国では22団体が、日本では6団体が活動しているが、医療分野のISACを担う組織として米国のH-ISACと連携する形で、H-ISAC Japan Councilを立上げ、2019年より活動を開始したので、今までの経緯、今後の活動予定について紹介する。

<プロフィール>
1985年 名古屋大学医学部卒業、1987年 名古屋大医学部附属病院放射線科、1990年 同上助手、2002年 同上助教授、2009年 愛知医科大学医療情報部教授、2014年 メディカルITセキュリティフォーラム 代表理事
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Denise Anderson

<講演内容>
デニス アンダーソンは、医療業界内ないし業界横断的な情報共有について、その挑戦と利得について議論し、さらに内部セキュリティチームの役割についても述べる。
実例として、WannaCryやPetya/NotPetyaの感染事例において、情報共有がどのように問題解決をもたらしたかの詳細も紹介する。
さらに聴衆はどのような情報が、誰により、如何にして、重要インフラ分野において共有されるかを学び、情報共有がセキュリティ事故の防止と、初動に如何に重要であるかを理解する。
医療機器メーカやヘルスケアプロバイダー内での情報共有の実際を知り、情報共有により被害低減の戦略を迅速に構築することができることを知ることができる。
さらに情報共有が有効であった事例における情報分析と、メンバー間の協力による脅威の低減の事例についても学ぶことができる...。

<プロフィール>
デニス アンダーソンは、現在ヘルスケア分野において、信頼できる情報の共有によりサイバーおよび物理的な脅威からの防御を目的とする非営利団体であるH-ISACの代表である。
デニスは、現在National Council of ISACsの代表をはじめとする数多くのセキュリティ関連団体の要職を兼任しており、全世界での講演活動を継続して行っている。バージニア州におけるセキュリティ教育の有資格者として10年以上継続して務めている。
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MIT-S7 2019年10月25日(金) 15:00  -  16:30

もっと便利に、もっと安全に、病院情報システム 最新事例

診療データの一元管理がもたらすこれからの医療

名古屋大学医学部附属病院 病院長補佐 メディカルITセンター長 病院教授 白鳥 義宗

効率化と安全を担保する周術期管理システム

岡山大学大学院 麻酔・蘇生学 教授 森松 博史

講演内容&プロフィール

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白鳥 義宗

<講演内容>
当院は、昨年1月に「診療情報の中央一元管理」を大きなテーマに掲げ、第7次病院総合情報システムの更新を実施した。その結果、データを利活用することで、医療の質・安全性の向上においても寄与することが可能となった。これからの医療がデータを使ってどのような方向に進もうとしているのかなどについて言及したい。

<プロフィール>
平成4年3月 岐阜大学大学院医学研究科を修了し、博士研究員としてアメリカ合衆国コロンビア大学医学部への海外留学および文部科学省科学研究費補助金による海外派遣を経て、平成14年7月 岐阜大学医学部附属病院医療情報部に着任、平成26年1月 名古屋大学医学部附属病院 病院教授・メディカルITセンター長・病院長補佐併任、現在に至る。
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森松 博史

<講演内容>
周術期管理は手術を受ける患者の安全を守るために大きな役割を果たしており、本邦ではその管理システムとして、電子化されたシステムが一般的である。今回の講演では岡山大学病院での周術期管理システム更新を例に理想的な周術期管理システムについて考える。

<プロフィール>
平成5年 岡山大学医学部卒業、平成13年 Austin Hospital Melbourne, Australia、平成15年 岡山大学病院麻酔科蘇生科医員、平成19年 同集中治療部助教、平成22年 同周術期管理センター講師、平成25年 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科麻酔・蘇生学分野教授
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MIT-1 2019年10月23日(水) 10:00  -  11:30

医療の標準規格「FHIR」は救世主となるか?

オンライン診療から電子カルテまで、
クラウド診療支援システムの現状と未来

(株)メドレー 代表取締役医師 豊田 剛一郎

HL7 FHIRのユースケースと、
海外EHRクラウドサービス事例

インターシステムズジャパン(株) セールスエンジニア 上中 進太郎

講演内容&プロフィール

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豊田 剛一郎

<講演内容>
今後の医療システムは、医療機関が薬局や患者とも繋がることが求められ、クラウド連携されていくことが予想される。また、国が地域医療連携等を推進していく場合には、共有されるべきデータの標準化が行われ、それに対応可能なシステムの導入が注目される。

<プロフィール>
1984年生まれ。2009年東京大学医学部卒業。脳神経外科医として勤務後、渡米しミシガン小児病院で脳研究を行う。その後、医療現場を離れ、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、ヘルスケア業界の戦略コンサルティングなどに従事。2015年2月より(株)メドレーの共同代表に就任。著書に「ぼくらの未来をつくる仕事」。
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上中 進太郎

<講演内容>
今後普及が期待され日本でも注目を集めている新しい医療情報交換規格HL7® FHIR®の特徴や規約について解説し、日本の実情に合わせたユースケースを紹介する。また、クラウドを活用しているサービスと海外のEHR事例を紹介する。

<プロフィール>
2000年コンパックコンピュータ(株)入社し、2003年インターシステムズ
ジャパン(株)に法人設立と同時に転職。セールスエンジニアとして、
主に医療分野のお客様を担当し、院内連携や標準化対応などのプロジェクトを支援。2018年からFHIRの可能性に着目し、日本でのFHIRの普及に尽力している。2019年7月より日本医療情報学会 課題研究会 FHIR研究会幹事としても活動中。
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MIT-2 2019年10月23日(水) 12:30  -  14:00

スマホ活用で病院を変える! ~電子処方箋からリハビリまで~

病院へのスマホ導入 ~実運用と新たな挑戦~

東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 先端医療情報技術研究部 助教 竹下 康平

未来創出HITOプロジェクト
~ICTの活用による医療の質と効率性の向上~

(社医)石川記念会 HITO病院 理事長/病院長 石川 賀代

講演内容&プロフィール

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竹下 康平

<講演内容>
慈恵医大では2015年から業務用端末としてのスマートフォン使用を開始し、3000台を超える運用を行っている。情報管理の体制から、Joinをはじめとしたアプリの活用、スマートフォンでの付加価値・課題・今後の展望まで運用の実態を踏まえて紹介する。

<プロフィール>
平成22年3月 岡山大学大学院卒業。医薬品医療機器総合機構(PMDA)に入社。医療機器審査業務に従事後、平成26年に厚生労働省へ出向。その後、民間企業を経て平成29年より東京慈恵会医科大学にて医療機器アプリ開発支援や医療情報活用に関する研究に従事し現在に至る。
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石川 賀代

<講演内容>
ICT活用による医療の質と効率性、患者サービスの向上を目的として「未来創出HITOプロジェクト」を始動。iPhoneを活用し、専用の音声認識アプリを使用し、カルテの音声入力を実施。今年度、国内で初となる音声入力可能なiPhoneカルテの導入を開始し、すべてのメディカルスタッフに活用を拡大している。

<プロフィール>
1992年東京女子医科大学卒業、同年東京女子医科大学病院消化器内科入局。
大阪大学微生物学教室非常勤講師を経て、2002年医療法人綮愛会石川病院に入職。内科医長、副院長を務め、2010年に理事長 病院長に就任。2013年より、医療法人綮愛会石川病院が社会医療法人石川記念会 HITO病院 へと新築移転により名称変更。2019年4月社会医療法人石川記念会理事長、石川ヘルスケアグループ総院長に就任。現在に至る。
地域包括ケア病棟協会 幹事、全日本病院協会 広報委員会 委員、日本医療マネジメント学会 評議員
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MIT-4 2019年10月24日(木) 10:00  -  11:30

ICT導入で加速させる 病院主導の多職種連携

右肩上がりを探せ!
ICT導入の全体像 ~期待を超える満足度を実現~

(医)一心会 初富保健病院 院長 唐澤 秀治

療養型病院における電子カルテ導入と介護・在宅療養との連携

(医)生長会 ベルピアノ病院 院長 戸田 爲久

講演内容&プロフィール

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唐澤 秀治

<講演内容>
右肩上がりのビジネスチャンス、ICTの本質は情報活用である。初富保健病院の新規事業を紹介する:予約なしの物忘れ外来、「るるぶ」仕様ガイドブック、電話1本スピード入院、イラスト入り医療情報、日本最大の介護医療院、Safety Sleep Roomなどなど。

<プロフィール>
1977年に東京医科歯科大学医学部を卒業し、旭中央病院および船橋市立医療センター脳神経外科で、脳神経外科手術、脳死判定、脳蘇生、リスクマネジメントに従事した。多目的深部脳波電極や脳死判定用脳波電極を開発し、実践的な医療安全マニュアルを作成した。脳神経外科専門医、救急専門医、剖検医、麻酔科標榜医、ISO9001審査員、認知症専門医であり、Best Doctors in Japan 2006-2007 に選出された。2018年に慢性期医療機関である医療法人社団一心会初富保健病院(640床)の院長となり、急性期医療と決別した。これからの慢性期医療の方向性を示すべく、数々の新規事業を行ってきた。
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戸田 爲久

<講演内容>
療養型病院における電子カルテシステム導入の経緯や同一法人内の急性期病院および介護施設を含めての連携・情報共有のためのシステムを導入について報告する。また、在宅療養を担う各職種におけるIT利用についても報告する。

<プロフィール>
1981年3月、大阪市立大学卒業。1983年から1988年まで東京大学に国内留学し心電図学の研究に従事。1988年大阪市立大学に帰学後助手となる。2003年ベルランド総合病院副院長心臓病センター長、2012年にはベルピアノ病院院長となり新病院移転に従事、現在に至る。
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MIT-5 2019年10月24日(木) 12:30  -  14:00

医療安全に資する病院情報システムとは

医療安全に資する病院情報システムの構築

筑波大学 医学医療系 教授/ 筑波大学附属病院 病院長補佐 医療情報経営戦略部長 大原 信

電子カルテが医療安全に貢献するために

大阪大学大学院 医学系研究科 医学専攻 情報統合医学講座 医療情報学 准教授 武田 理宏

講演内容&プロフィール

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大原 信

<講演内容>
医療安全に資するシステム構築において重要な点は、カスタマイズを極力抑え標準的なシステム構築を目指すこと、ヒューマンエラーを回避する機能を付加すること、および継続したシステム改善体制を構築することである。これらについて、自験例を中心にお話したい。

<プロフィール>
1985年3月、慶應義塾大学医学部卒業。慶應義塾大学医学部消化器内科を経て、1996年頃より故開原成允先生に師事し、医療情報分野に転身、国立小児病院、国立大蔵病院の病院情報システム構築に従事。1997年より国立成育医療研究センターの創設事業に参画、および病院情報システムへの「電子カルテ」導入を主導する。2002年センター開設と共に、同院の初代医療情報室長に就任。2005年に筑波大学に異動し、附属病院情報システムの開発・管理運営を担当、2009年附属病院医療情報部長、2010年より筑波大学医学医療系教授、2015年より附属病院長補佐・医療情報経営戦略部長、現在に至る。
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武田 理宏

<講演内容>
本セミナーでは、医療者間のコミュニケーション支援、放射線レポートの重要所見の見落とし防止や、化学療法時のB型肝炎再活性化の防止に向けたアラート通知など、大阪大学医学部附属病院で行う電子カルテを用いた医療安全支援を概説する。

<プロフィール>
平成9年大阪大学医学部を卒業し、平成18年同大学院博士課程を修了。平成20年より大阪大学医学部附属病院医療情報部に所属し、以降2回の電子カルテ更新に関わる。現、准教授。循環器内科専門医、総合内科専門医、社会医学系指導医及び専門医の資格を有する。
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MIT-6 2019年10月25日(金) 10:00  -  11:30

AIの活用事例 リハビリ病院の高精度退院予測

リハビリテーション医療におけるITとAIの活用

(医)輝生会 初台リハビリテーション病院 理事 院長 菅原 英和

チーム医療に貢献するAI開発

(株)日立ハイテクソリューションズ ICT事業統括本部 ソリューション営業本部 ITプラットフォーム部 部長 岡田 吉弘

講演内容&プロフィール

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菅原 英和

<講演内容>
当院とソフトウェア会社のMBテックが共同で開発した回復期リハビリテーション病棟専用のチームアプローチ対応型電子カルテ(synapse)と、電子カルテに入力された入院時患者データから退院時ADLや退院日を予測するリハビリテーションAI(awina、日立ハイテクソリューションズ)について紹介する。

<プロフィール>
日本リハビリテーション医学会専門医・指導医、回復期リハビリテーション病棟協会理事。平成4年に東京慈恵会医科大学卒業し、同大学リハビリテーション医学講座入局。東京都リハビリテーション病院、中伊豆リハビリテーションセンター、東京都立大塚病院を経て、平成22年から初台リハビリテーション病院に勤務している。日本リハビリテーション医学会の「リハビリテーション医療に必要な電子カルテ機能を検討するワーキンググループ」では委員長を務め、リハビリテーション医療ITについての執筆もしている。
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岡田 吉弘

<講演内容>
回復期のリハビリテーション病院における患者さまのリハビリテーション方針立案は、医師、看護師、セラピストなどが参加するチームでおこなわれている。このチーム医療の支援としてリハビリテーションAI「awina」を 開発した。本講演では「awina」の開発経緯とAIの精度向上の内容について紹介する。

<プロフィール>
静岡大学大学院工学研究科卒業。1990年日製ソフトウェア入社(現日立ハイテクソリューションズ)。データセンターを中心としたクラウド事業を立上げ。2016年よりAI開発を開始。米国でのIndustrial Conference on Data Mining 2018 (ICDM 2018)にてリハビリテーションAIを発表。リハビリテーションAI以外にも 複数のAI開発を統括している。2015年より現職。東海大学特別非常勤講師。日本ソーシャルデータサイエンス学会員。
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MIT-8 2019年10月25日(金) 12:30  -  14:00

看護支援業務を効率化するIT活用最先端事例

ICT健康管理システムを用いた
科学的健康管理の実態と看護支援の実際

(医)芙蓉会 筑紫南ヶ丘病院 代表・理事 前田 俊輔

最新型の看護支援システムがもたらす業務の効率化

(一財)津山慈風会 津山中央病院 副院長/ 川崎医科大学 情報システム室 特任教授 宮島 孝直

(一財)津山慈風会 津山中央病院 外来 副部長 看護師長 小幡 陽子

講演内容&プロフィール

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前田 俊輔

<講演内容>
看護師の人財不足に対し、ICTを用いて、バイタル自動入力➡熱型表作成➡トリアージ(テーラーメイドで異常値を検知し健康リスクをスコア化する)により、作業時間は半分+医療リスクを科学的に減らす手法(厚生労働科学研究に採択)の運用実態を紹介する。

<プロフィール>
2007年より福岡県の(医)芙蓉会にて病院経営に携わり、療養病院から地域包括ケア病棟への転換を全国に先駆けて行うなど病院改革を進める。2008年にICT健康管理システム「安診ネット」を開発。テーラーメイドのバイタル異常値検知により、高齢者の病気の早期発見と重症化予防に高い実績をあげる(2019年よりフクダ電子より販売)。2015年より(社)日本遠隔医療介護協会 理事長就任、2017年より厚生労働科学研究代表者、2018年より長崎大学大学院医歯薬学総合研究科院生など、その活動は多岐にわたる。
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宮島 孝直

<講演内容>
津山中央病院では2018年4月より、医療情報や電子化ピクトグラムなどを病室にある端末に表示するシステムや三点認証機能、バイタル測定値自動取込み機能も有する全国初の看護支援システムを導入し、看護業務効率化や患者満足の向上に取り組んでいる。

<プロフィール>
1982年 岡山大学医学部卒 肝胆膵外科医。1999年の津山中央病院の電子カルテ導入を主導する。以後もなるべく低コストな病院総合情報システムの構築に関わっている。また、超長期保存可能な電子カルテにPDFを応用する事を主に研究・実践している。趣味は自転車でのヒルクライム。
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小幡 陽子

<プロフィール>
1998年3月、岡山赤十字看護専門学校卒業、同年5月、看護師免許取得。1990年まで岡山赤十字病院、1990年から1994年まで国立療養所津山病院、1994年から2002年まで津山看護専門学校、2002年から2012年まで津山中央看護専門学校、2012年から津山中央病院勤務。2014年より看護システムに関わり、現在に至る。
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NS-K 2019年10月23日(水) 10:00  -  11:30

政府が描く、介護保険制度の将来展望

介護保険の将来展望

厚生労働省 老健局 介護保険計画課長 山口 高志

※講師が変更になりました。
 なお、講演内容に変更はございません。
(2019年7月19日付)

生涯現役社会の実現に向けて

経済産業省 ヘルスケア産業課長 西川 和見

講演内容&プロフィール

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山口 高志

<講演内容>
高齢化の進展に対応し、地域包括ケアシステムの深化・推進に取り組みつつ、2025年以降の現役世代人口の急減という新たな重要課題に対応すべく、介護保険制度の見直しに向けた議論が行われている。講演では、介護保険制度をめぐる状況を概説し、今後の展望について触れる。

<プロフィール>
平成8年 厚生省入省、平成25年 大臣官房厚生科学課健康危機管理・災害対策室長、平成26年 船橋市健康福祉局長、平成28年 大臣官房総務課企画官、平成29年 内閣府大臣官房番号制度担当室参事官、令和元年 現職
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西川 和見

<講演内容>
生涯現役社会に向けて
1. 課題と目指すべき姿
2. 予防・進行抑制・共生型の健康・医療システムに向けて
3. 「健康経営」の普及促進
4. 認知症対策に関する官民連携の枠組み構築に向けて
5. ヘルスケアビジネスの需要創出と経済産業省の支援
6. イノベーション促進

<プロフィール>
1996年通商産業省入省。米国留学(ノースウェスタン、ジョージタウンロースクール、NY州弁護士)、防衛庁防衛政策課(日米防衛協力)、通商機構部(WTOドーハラウンド交渉)、中小企業庁金融課(リーマンショック対策)等を経て、大臣官房政策企画委員として総合調整、東日本大震災対策等を実施。産業政策局政策企画官として日本再興戦略の立ち上げに関与後、アジア担当の産業調査員としてシンガポールに赴任し、アジアの経済統合を担当。帰国後、通商戦略の立案、産業政策のグローバル化を担当したのち、平成29年7月にヘルスケア産業課長に就任(現職)。
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NS-S3 2019年10月24日(木) 10:00  -  11:30

介護事業で勝ち残る経営術とは?

患者さんが今、在宅医療機関に求める事

(医)永生会 特別顧問/ クリニックグリーングラス 事務長 中村 哲生

介護事業の海外展開の現状と留意ポイント

デロイトトーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(同) ライフサイエンス・ヘルスケア所属 ヴァイスプレジデント 田中 克幸

講演内容&プロフィール

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中村 哲生

<講演内容>
これまでの在宅医療は内科を中心としたものであった。在宅医療は成熟期となり患者のニードは多様化している。皮膚科、形成外科、泌尿器科、精神科、眼科、整形外科などの専門医師の活躍する場は広がりニードにこたえる事が質の向上となっている。

<プロフィール>
1993年より在宅医療に携わり26年間在宅医療の経営にかかわっている。これまで在宅医療のDVDは23枚を発行、2017年3月より現在の医療法人永生会に従事することになり、同年5月に「コップの中の医療村」を出筆しアマゾン、八重洲ブックセンターの医療部門、ノンフィクションの部門でベストセラーを獲得している。これまで在宅医療に係る顧問先は70カ所ほどあり、年間100本以上の講演活動も行っている。
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田中 克幸

<講演内容>
アジアを中心とした各国から「日本の介護(事業・ノウハウ)に進出して欲しい」と言われ続け約10年の月日が経とうとしている。期待が大きかった進出当時から一転、「日系介護関係事業者は海外で本当に成功できるのか?!」という疑問が払しょくできない。本講演では介護事業の海外展開の現状を経年で整理すると共に、現地事業者の動向を加味し、今後の留意ポイントを実務視点から解説いたします。

<プロフィール>
大手外資系損害保険会社、コンサルティング会社(元東証一部)、インターネット企業(東証一部)を経た後、介護事業者にて国内外の介護施設開発に従事。海外は主に中国、台湾、タイ等のASEAN諸国での介護施設展開/介護人材育成等を推進し、北京、上海、成都での会社設立、施設開設実務に従事。2015年から中国北京市/上海市に駐在し、中国国内約15都市にて現地養老院の視察、現地政府/企業と交流協議を推進。2017年当社にて執務を開始し、医療、ヘルステックを含めたヘルスケア全般のM&A支援、事業化支援、海外進出支援等の活動に従事し、現在に至る。
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NS-8 2019年10月25日(金) 12:30  -  14:00

拡がる看護師の特定行為 ~看護マネジメントはどう変わる?~

拡がる特定行為研修と認定看護師制度の発展

(公社)千葉県看護協会 会長 寺口 惠子

特定行為の実践で看護部マネジメントはどう変わる?
~袖ヶ浦さつき台病院の事例~

社会医療法人社団さつき会 袖ケ浦さつき台病院 副院長 兼 看護部 看護部長 栗原 サキ子

講演内容&プロフィール

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寺口 惠子

<講演内容>
新たな特定行為研修制度は、看護師が手順書により行う特定行為を標準化することで、今後の急性期医療から在宅医療等を支えていく未来の医療を支えている研修制度です。認定看護師が役割をさらに発揮することでタイムリーなケアの提供が可能となりました。

<プロフィール>
2016年6月より 公益社団法人千葉県看護協会 常任理事、2018年6月より 公益社団法人千葉県看護協会 会長  現在に至る。
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栗原 サキ子

<講演内容>
2015年10月1日から、「特定行為に係る看護師の研修制度」が嗜好され、その指定機関は、36都道府県87機関【2019年2月】となり、研修を終了した看護師は、1006名(2019年3月)となった。袖ケ浦さつき台病院では、2016年4年より指定機関として研修を開講している。

<プロフィール>
1973年4月、稲城市立病院入職し、2008年看護部長。2012年3月、国際医療福祉大学医療福祉学研究科修了。2015年3月、稲城市立病院退職。同年4月、医療法人社団さつき会袖ケ浦さつき台病院入職し、看護部長補佐。同年9月、看護部長。2016年4月、看護師特定行為研修センター開設、研修実施責任者。2018年1月、副院長。2018年6月、千葉県看護協会理事。2000年よりボランティアチームを構成し地域での保健活動を実施、現在に至る。
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NS-10 2019年10月25日(金) 15:00  -  16:30

増加する外国人患者 受け入れ体制、万全ですか?

外国人に対する医療の提供体制の整備と現状

(公社)東京都看護協会 会長 山元 恵子

大学病院における外国人患者受け入れの現状と課題

順天堂大学医学部附属順天堂医院 看護部 外来業務課 課長補佐 五十嵐 瑞恵

講演内容&プロフィール

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山元 恵子

<講演内容>
現在東京では、東京オリンピック開催を翌年に控え、外国人の訪日が急増している。それに伴い医療機関にかかる外国人も増加、現場では対応に苦慮しているところが少なくない。今回は外国人への医療提供について課題とその解決に向けての取り組みを紹介する。

<プロフィール>
神奈川県立衛生短期大学(看護学科)卒業、千葉科学大学危機管理研究科博士課程(危機管理学専攻)修了
1976年より国立国府台病院・国立療養所中野病院、1992年より国立小児病院看護師長、2002年より国立成育医療センター医療安全管理者、2004年より東京北社会保険病院副看護部長・GRM、2008年より春日部市立病院副院長・看護部長、2010年より富山福祉短期大学教授を経て、2016年6月より現職。
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五十嵐 瑞恵

<講演内容>
外国人患者数の増加に伴い、当院では国際診療部を設置し外国人患者への初期対応を行っている。国際診療部の活動の実際を概説し当院の外国人患者対応への組織的取組みと、看護部の関り方について、対応の現状と課題等を中心に説明する。

<プロフィール>
平成4年3月 順天堂医療短期大学看護学科卒業、同年4月 順天堂医療短期大学専攻科地域看護学専攻に進学、5月 看護師免許取得、平成5年3月卒業、平成5年4月 順天堂大学医学部附属順天堂医院入職、5月 保健師免許取得。平成22年3月 産業能率大学通信教育学部医療マネージメント学科卒業、平成29年12月 サードレベル修了、平成30年7月 認定看護管理者資格取得、平成31年4月より現職。
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